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Divine Gate -ディバインゲート- 攻略データベース

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ユニットストーリーまとめ【アカネ中心】

簡易年表

  • 冒険開始

    聖なる扉を目指して冒険へ

    イフリートが加わる

    ベディヴィアと交戦

    シラヌイ、ヨウコウが加わる

    • 父パブロフがアカネに送り込んだ
    • アカネ、パブロフの生存を知る
  • 聖なる入口

    夜汽車に乗って聖なる入口へ

    オセロと交戦

    • シェイクスピア(ロキ勢力)が描き出した

    パブロフが駆けつけ、オセロを撃破

    スルトと交戦

    • オズが呼び出した
    • シラヌイ、ヨウコウ、パブロフが撃破される
    • イフリートが炎に還り守護化

    オズの力で北欧神が弱体化

    スルトを撃破

  • 黄昏の審判

    クロノスと聖なる塔へ

    扉の君と交戦

    扉の君を撃破

    ロキにより指名手配

    魔界が天界に宣戦布告、聖戦開始

  • 再醒進化

    アインと交戦

    レオラが加わる

    • 聖王奪還のためミレンが派遣
    • アインを撃破

    レオラと共に聖王奪還へ向かう

    カゲロウ誕生(神才勢力)

  • 堕王の玉座

    ???

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アカネとその仲間たち(~No.593)

アカネ

謹賀新年II

今日は父さん帰ってくるのかな。幼き日の甲士は母親に尋ねていた。いい子で待っていたら、きっと帰ってきてくれるわ。そんな時、玄関の鍵が廻る音が聞こえた。研究者の父を持つ子供は、年に数回だけ会える日を、いつも心待ちにしていたのだった。

アカネ

そして少年は「炎」に出会った。真っ赤に燃える炎、それは幼き日からいつも傍に感じていた様な暖かさ。亡き父から譲り受けた甲型エレメンツドライバ【イグナイト】はアカネの右腕、左腕へと収まり、炎を灯す。開かれた扉、聖なる入口<ディバインゲート>、交わった世界、運命の火蓋が今、切って落とされる。

甲士アカネ

「炎」を灯す者として、聖なる出口<ディバインゲート>を目指し、統合世界<ユナイティリア>を自らの拳で壊すことを決心したアカネ。新たな炎を灯し、【イグナイト:セカンド】へ進化を遂げるドライバ。父が託した意味、それが仕組まれた運命だとも知らずに、戦いへの熱い闘志を燃やし、反逆の狼煙をあげる。

炎甲士アカネ

火竜さえも凌駕した「炎」は火花を散し、ドライバは【イグナイト:サード】へと進化した。自ら上げた狼煙は災いの火種となり襲いかかる。それはこの統合世界を正常化する為に発足された「世界評議会」にアカネの良く知る「ある男」が選ばれた影響であり、約束された未来の存在と黄昏の審判に気付き始める。

火炎甲士アカネ

仕組まれた運命、歩かされてきた道、立ち塞がる壁、見せつけられた力の差、消えかける心の灯火。哀傷のままに誘われたのは火想郷<アルカディア>。全てを受け入れ、そして再び炎を灯すアカネ。生まれ変わった相棒【イグナイト:ホムラ】と共に、今度は自らの意思で、自らの拳で、新たな戦いの狼煙をあげた。

200万DL記念エリア7

心のどこかでは気がついていた。きっと全ては、自分の為だったんだと。決して埋めることの出来ない離れ離れだった時間、だけど、幼き日からいつも傍に感じていた様な暖かさの正体を確信した時、燃える大きな背中への憧れと共に、聖なる扉へと。

WEGOコラボI

いつでも少年は真っ直ぐだった。それはきっと、父親が母親に託した想いがあってこそ。写真の中の父親を見つめ、いつか追い越してやると、ただそれだけを目標にしていた。冷やしトマトが好きなところもそっくりね。母親の言葉に、頬を染めながら。

一緒に旅する精霊王

イフリート

天界<セレスティア>の炎を司る大精霊、イフリート。この世界に存在する炎の起源<オリジン>であり、その体は炎により形成されている。交わってしまった世界に業を煮やし、短い気を更に短くさせていた彼女。怒りの炎を燃やし、辺りが深紅に染め上げられた頃、その茜色を頼りに、新たな力を求めた甲士が訪れる。

炎精王イフリート

炎を灯した少年との出会いが彼女を変えた。起源<オリジン>である自分の起源を知るために訪れた火想郷<アルカディア>、彼女は炎精王へと生まれ変わる。種族を超えた出会い、炎と炎の共鳴<リンク>が燃やす熱い炎。全ては審判の日の為に、自分を変えてくれた少年が愛する常界<テラスティア>を守る為に。

アカネを支える研究所の父

火焔研フロギストン

常界<テラスティア>の外れ、立ち入り禁止区域に指定された場所には六つの研究所が立ち並んでいた。幾重にも配置された鉄壁を越えた先、まず最初に姿を見せたのは火焔研フロギストン。一度は廃棄されたはずの研究所に、悪しき炎は灯っていた。

被験体056、左腕に貼られた番号。新たな自立型ドライバ開発の為に、多くの妖精がここへと連れられてきていた。より純度の高い炎は、悪しき炎へと変換される。そして、そんな悪しき炎すらも、自分の目的の為に利用しようとしていた天才がいた。

悪しき炎が囚われた監獄、そこには天才の飽くなき探究心も囚われていた。起動実験レポートに記載されていたのは、新たな炎の力の活路。世界評議会へ提出する直前、天才は最後の1ページを引きちぎり、そして書き足した偽りのレポートを提出した。

研究所の最深部、自らの死を偽った天才は研究を続けていた。そして、偽りのレポートを提出してまで成し遂げたかった目的、開発された第五世代自律兵器型ドライバに込めた願い。炎を灯した少年の元へ急げ、それが未完成品への唯一の命令だった。

パブロフ

出会ってしまった炎と炎、彼は言った、大きく育ちやがったな。少年へと向けられた義腕型ドライバ【エルプション】は、59回目の起動実験の末の爆発事故の傷跡。炎に包まれた研究施設、死んだとされた彼は生きていた。そう、世界評議会の一員として、そして、パブロフという天才の名前を背負い、生きていた。

炎才パブロフ

全ては計算通りだった。炎才は息子ですらも利用した。進化を遂げた【エルプション:ホムラ】の前に崩れ落ちるひとりの少年。男だったら、必ずやり返しに来いよ。炎才は、再会の言葉と、茜色のピアスを1つだけ残し、姿を消した。それが、少年の空いていた右耳を飾り、そして、再び立ち上がる力になると信じて。

聖暦の天才I

あと少しで、完成する。炎に魅せられた天才は第五世代自律兵器型ドライバの最後の部品を組み立てていた。きっとアイツの力になるはずだ。その瞳は輝いていた。しかし、何故完成させることが出来たのだろうか。それは一つの設計図が関係していた。

シラヌイ

極秘裏に開発が進められていた第五世代自律兵器型ドライバ【シラヌイ】は、まるで誰かの戦闘データが蓄積されたAIが搭載されたかのような振る舞いをみせるが、未だ完成には至っていなかった。足りないピース、それは自律の心を動かす力、新たな動力源エレメンツハートの稼働条件。冷たい機械の心に温もりを今。

シラヌイ:ホムラ

拳を交える中、機械の心が人間の温かさに触れた時、初めて鼓動を響かせるエレメンツハート。自立を超えた自律、それはまるで人間の様で。燃える魂、狼煙を上げる拳、温もりをくれたあの人の力になりたい。【シラヌイ:ホムラ】はお揃いの赤に袖を通した。全ては父から子へ、厳しさの先の優しさの贈り物だった。

自律の鼓動I

彼女が産まれた理由、それは一人の男が自らの死を偽り、科学者としてではなく、子を持つ父親の責務を果たそうとした為だった。その代償、死んだはずの人間が生きていたなどということは許されず、息子との血縁を示す証拠を永遠に失ったのだった。

一つの設計図を元に生み出された六体の自律兵器型ドライバ。だけど、動き出したエレメンツハートが感じた鼓動は、自分を含み八つだった。泣き続ける一つの鼓動。笑い続ける一つの鼓動。そんな二つの鼓動が彼女の心を掻き乱していたのだった。

フィアトロン

59回、それは第三世代自立型ドライバ【フィアトロン】の起動実験の数。動力源に悪しき炎を利用した実験は成功した。直後、機体を中心として発生した大規模爆発、炎に包まれた研究施設。凍結された計画、封鎖された施設、動力源に関する詳細な情報は伏せられた。そう、実験は失敗という嘘の真実を残して。

フィアトロン:ツヴァイ

封鎖されていたはずの施設から漏れ出した橙色の明かりは燃える炎。その炎が溶かした計画の凍結。更なる強化が施され、牢獄を模した【フィアトロン:ツヴァイ】は開発された。その檻に囚われたのは、科学者が燃やした飽くなき探求心。全てを超越した動力源に魅せられて、願っていたはずの平和は忘れ去られた。

フィアトロン:ドライ

計算が正しければ、第三世代自立型ドライバは正当進化を迎えるはずだった。その計算が狂ったのは、約束された未来の存在か、いや、約束された未来には、計算が狂うことすら約束されていたのかもしれない。これからを生きる世代の為に、愛する息子の為に、炎才は全ての【フィアトロン:ドライ】の破壊を始めた。

ヨウコウ

今日からここが、君の寝床だよ。はめられた首輪に繋がれた鎖を引きずられ、空一つ見えない部屋に連れて来られたヨウコウ。本当にすまない、あと少しなんだ。わずかな隙間から、いつも時間外の食事を差し出してくれる温かな手に親しみを覚えた頃、59回目の起動実験を開始するアナウンスが鳴り響いていた。

炎拘獣ヨウコウ

不意の爆発により、偶然にも解放された炎拘獣ヨウコウは炎に包まれた研究施設を見つめていた。優しさをくれたあの人は無事だろうか。後ろ髪引かれる想いを胸に閉じ込め、施設を後にした。そして行き場を無くした彼は優しさの足跡を辿り、巡り会えた優しさの子供に真実を伝えた。全て、君の為だったんだよ、と。

アカネのバレンタインデー

コドラチョコタルト

ショーウィンドウに並べられたコドラチョコタルトの外壁が溶け出し、ひょっこりとハート型の目が辺りを見渡した。もうすぐ1年に1度のバレンタインデー、それは大好きな人へチョコレートと共に想いを伝える乙女の日。皆、瞳を輝かし、胸をときめかせていた。誰かが自分を買っていく、そんなことを夢見ていた。

ドラチョコタルト

冷やしトマトを頬張っていた少年へと届けられた化粧箱、半信半疑に解いたリボン、外した蓋から覗いたのは、殻を壊したドラチョコタルトだった。ひび割れたハートに突き刺さった矢、添えられた手紙に記された告白。君のことを始めて見た時から好きでした。だけど、そこには差出人の名前が記されてはいなかった。

アカネの周りのユニット

ベディヴィア

世界評議会の一員でもある絶対王制を提唱する者の直属の特務機関ナイツ・オブ・ラウンドに属する女剣士。帯刀するのは炎の可変式銃剣型ドライバ【ベドウィル】。コードネーム・ベディヴィアの名を背負う彼女はボスの側にいられるだけでいい、その為に彼女は自分すらも犠牲にする。その命が燃え尽きるまで。

聖銃士ベディヴィア

審判の日を前に、業炎の甲士との激闘の中で、一途に聖王を想うその心が引き起こしたリボルバーシフトは、ドライバを【ベドウィル:リボルブ】へと可変させた。覚悟をみせた聖銃士へ託された「来るべき日の約束」、それは聖王の真意。来るべき日の訪れを止める為、彼女はその剣に、生き残ってみせると誓った。

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扉の前にて(~No.772)

アカネ、聖なる扉へ

夢幻駅サクラダ

燃える炎の果て、熱気で揺らぐ視界、微かに捉えることが出来たのは一つの駅。シンキロウでもカゲロウでもなく、そこに駅は存在していた。そう、夢幻の駅は存在していた。もし立ち入ることが出来れば、聖なる扉へと辿り着く足がかりとなるだろう。

サクラダ

聖なる扉へ辿り着くことが出来れば、再び父に会うことが出来るだろう。そう確信した炎を灯した少年達の前に現われたのは、鎧型ドライバ【アカオニ】を纏ったサクラダだった。見かけによらず、ファザコンなのね。何て言われても構わないさ。父から譲り受けた甲型ドライバは、いつになく激しい炎を点火させた。

炎番人サクラダ

炎と炎はより強い炎となり、辺りを熱気で包んだ。揺らぐ視界の果て、そこには既に【アカオニ:弐式】を解いたサクラダと、消えることを忘れた炎を灯した少年がいた。もー、降参だってば。少年を乗せた夜汽車は聖なる扉へと。きっとそこに父がいる。いつかのお返しをする為に、右耳を飾った茜色は揺れていた。

扉の前での再会

オセロ

辿り着いた時には閉じられていた聖なる入口。なに肩落としてんのよ。炎を灯した少年へと向けられた一言。きっと大丈夫だよ。優しき炎の獣。おい、来客だぞ。異変に気づいた炎精王。少年達の前に現われたオセロ。ワタシノタメニ、シンデクダサイ。懐かしい気配も感じるデス。自律の心は異なる来客を予感していた。

水戯機オセロ

ワタシノヤクハ、アナタノセンメツ。自ら打ち抜いたこめかみ、水戯機オセロは炎をかき消した。水の戯れに成す術を失くした少年達。ソロソロ、シンデ。心の灯火が消えかけたその時、少年が感じた懐かしい暖かさ。よく見とけ、機械はこう支配すんだ。顔を上げた少年の瞳に映ったのは、温かい大き過ぎる背中だった。

炎神、降臨

スルト

道化の魔法使いにより、燃え盛る炎の竜は刃へと姿を変え、そして、その刃と呼応するように現われた赤い光が止んだ時、神刃型ドライバ【レーヴァティン】を手にスルトは現われた。幾億万と繰り返されてきた破壊と再生の歴史の果て、聖暦という時代に、再び神は現われた。この統合世界に訪れるのは、破壊か再生か。

炎神スルト

有難うございました。生んでくれてありがとデス。二人を繋いだ優しき獣と自律の心。最期まで良いものを教えてもらったな。二人の為、炎へと還る炎の起源。オマエは、生きろ。そして一人の為に、一人の男は炎神スルトへと立ち向かう。親の責務を、果たす為に。

拘束と解放I

あの人がいつも話してくれた彼のこと、少しは守ることが出来たかな。元気で、明るくて、やんちゃで、それでいて友達思い、全部話してくれた通りだったよ。きっと僕は、あの人がいてくれたから、今も生きていられたんだ。優しさを、ありがとう。

神を退け、黄昏の審判へ

黄昏の審判:炎の軌跡

少年は炎に出会い、旅を始めた。繰り返される数多の出会いと別れ、そして、聖なる扉を目指していたはずの旅は、いつしか大きな背中を目指す旅へと変わっていた。いつか追いつきたい、そんな願いを込めた茜色のピアスは、今も左右で揺れていた。

目の前で消える大き過ぎた背中。間に合わなかった。駆けつけたのは筆を手にした花獣。最後の約束、受け取ったよ。少年は立ち上がり、そして拳に炎を灯す。だから俺は、生きるんだ。その炎は反撃の狼煙となる。だって俺は、炎才の息子なんだから。

全ては、自分を変えてくれた少年の為。炎の大精霊は炎に還りながら、それでも少年の側を離れなかった。そなたと彼が親子であれば、そなたと妾は何であろう。重ね合わせる拳、預け合わせる背中。戦友って呼ぶんだよ。二人はニヤリと揃えて笑った。

観測者に導かれるように向かった塔、そこではまさに最後の審判が行われようとしていた。そして顔を合わせる四人の友達。その場にいない二人のことを思いながら、そんな二人の為にも、最後の力を振り絞るのだった。全ては、聖なる入口を壊す為に。

ストーリー:聖なる扉編

黄昏の審判を終えて

黄昏の審判:終章

世界評議会からの発表です。黄昏の審判は終わり、統合世界は救われました。しかし扉を開いた少年少女と、世界の裏切り者である道化竜は現在逃亡中です。発見次第、殺して下さい。そして、悪戯王の最後の言葉。やっぱり、再創<リメイク>ですね。

黄昏の審判:終章

湖畔で肩を休めていた少年に問うのは、かつて炎を交えた聖銃士。私達の、王は。真実を知り、崩れ落ちる少女。そっと肩を抱き寄せる少年。あの子達はきっと、自分の足で歩いて行くよ。見上げた空、だけどそこに、かつての理想郷は存在しなかった。

炎咎甲士アカネ

再会した三人の友達と、その身を力に変えた四人の大精霊と共に打ち破った聖なる入口。だが、評議会の策略により少年は咎人となり、その身を湖畔に隠していた。渡せなかった聖剣を抱き寄せた湖妖精は言う。聖戦に、行くんだね。炎咎甲士アカネは消えた大き過ぎる背中を見つめる。父さんの想いを、無駄にはしない。

黄昏の審判:炎の軌跡

少年が見つめていたのは重なったネックレス。失った仲間達。だけど、少年に休む暇などなかった。聖なる出口を求め、始まろうとする聖戦。今度こそ、全てを終わらせるんだ。再び炎を灯した少年の背中は、やがて追い越す背中を予感させたのだった。

黄昏の行方I

神界から統合世界を見つめる男がいた。視線の先にはその身を隠していた湖畔を後にしようとする咎人が。もう一度だけ、相手をしてやろう。落ち着きながらも、その瞳には炎が灯っていた。炎と炎が再会を果たす時、そこには一体何が残るのだろうか。

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聖戦の始まりと神才少女(~No.1354)

時の隙間の観察者

クランチ

世界って言うのはね、少しくらい歪んでないとつまらないのよ。閉じられた刻の狭間から追い出された調聖者・クランチは刻の隙間から新たに動き出そうとしている世界を覗き込んでいた。歪まないのなら、アタシが歪ませるわ。それこそが、世界を調整する為に生まれた彼女の役目だった。聖なる扉とか、関係ないわ。

炎調者クランチ

統合世界に生きる数え切れない命、その中のたった一つの命が一人の人間を成長させ、そして世界を変えた。僅かな歪みは大きな歪みへ。だから炎調者クランチは一人の少年を見つめる。きっと彼がまた、歪みになると願い。アタシを、退屈させないでよ。自立型ドライバ【ドライブ】と共に、世界を覗き込み続けている。

全てはあの人のために

アイン

平穏を保っていた統合世界に不協和音が鳴り響く。突如として炎に包まれる常界の地方都市。俺はただ、言われたことをしているまでだ。アインはまだ少年だった。燃やすだけの、簡単なお仕事さ。勢いを増す炎。どうせ俺達に、居場所はない。そして、彼の力は増幅型ドライバ【コード:F】に閉じ込めたままだった。

アイン:W09

炎が辺りを燃やし尽くした時、そこに炎咎甲士が立っていた。派手に騒いだかいがあったぜ。拘束を外し力を解放するアイン。ぶつかり合う炎。オマエを殺して自由を手にする。だが、その戦いを静止したのは髪を短く切り揃えた女だった。貴方を守るよう、仰せ付かりました。甲と銃剣は横に並び、悪しき炎と対峙する。

レオラ=ベディヴィア

新たな隊服を纏ったレオラが髪を切ったのは覚悟の為などではなかった。気付いたんです、恋だったって。それは甲士と共に悪しき炎を退けた後の告白。でも、本当の想いに気付けなかった。見上げた先はかつての理想郷。だから、これは失恋です。溢れる笑顔。そしてもう一度、本当のあの人を、好きになりたいんです。

聖王奪還に向けて

ミレン=トリスタン

聖王代理を務めるミレンは、一部の隊員を鞘の奪還へ、一部の隊員を帰らぬ王の奪還へと向かわせた。仕事後の執務室、指でなぞったのは溶け出した氷。全員で、迎えたいのに。こぼした溜息。もし、あの子の言葉が本当ならば。彼女が気にしていたのは、隊服を脱ぎ捨てた一人の女の言葉だった。世界は、彼を許さない。

アカネ:黒タキシード

どの世界にも、結婚式はあるのだな。ウェディングドレスを纏った炎精王。なにも、こんな格好じゃなくたっていいじゃん。黒いタキシードを纏った炎咎甲士。ふたりとも、とっても似合ってますよ。隣で眺める聖銃士。変装は、関所を突破するために。指名手配って、面倒くさいな。そして、彼らは先へと進むのだった。

炎精王の予感

見つからないようにと、姿を隠しながら行動する炎咎甲士のすぐ側に存在していた炎精王。向う先は堕王の玉座。嫌な予感がする。それは、彼と彼の父と、そして彼らを繋ぐ一つの機体を知っていたからこそ、感じた予感だった。炎が、泣き叫んでいる。

歪む親子の絆、狙われる息子

カゲロウ

ほら、妹が出来たよ。喜ぶ神才。似てませんよ。不機嫌な原初の機体。まったく、悪趣味なことを。隣で笑う悪戯神。彼の研究成果を生かしてあげたんだ、感謝して欲しいくらいさ。おどけた神才は目の前の新しい機体に声をかける。君の名前は【カゲロウ】だよ。動き出した鼓動、それはとある親子の絆を歪ませていた。

カゲロウ:ホムラ

第六世代の自律兵器型ドライバは、再起動<リブート>を必要としていなかった。殲滅対象ハ、炎才ノ息子。人の心を持ちながらの、人らしからぬ言葉。そうだよ、天才の血はね、根絶やしにしなきゃいけないの。炎咎甲士は知らない。自分の向かう先に、数多の想いを踏み躙る【カゲロウ:ホムラ】が待っていることを。

♯03 陽炎・その3

もうすぐやってくるからね。神才は、ゆっくりと未来を見つめていた。でも、あの子の相手は、私にやらせてもらいますよ。割って入ったのは原初の機体。予約制度なんてないからね。返す冗談。だって、残りの第五世代は奪われてしまったんですから。

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