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Divine Gate -ディバインゲート- 攻略データベース

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ユニットストーリーまとめ【かつての聖戦】

これは、ふたりの王様とひとりの竜の物語。

「聖戦」に関するストーリーをまとめました。なお、このページでは、統合世界誕生前の聖戦について記載しています。

クエスト名の記載がない文章は全て「聖戦:回想」のクエストストーリーから引用しています。

聖戦のはじまり

ふたりの王様とひとりの竜

精魔会合でのひと時。で、最近困ったことはないのか。それは魔王ヴラドの優しさ。ありがとう、大丈夫だよ。妖精王オベロンは優しい笑みで答える。んじゃ今日の会議はこれで終わり。調停役の竜神ヒスイはいつもと変わらないふたりを見守っていた。

ほら、たまにはもっと飲めって。ヒスイはふたりに酒を勧める。こういう会議も、たまにはいいだろ。すでに呂律の回らないヴラド、表情ひとつ変えることのないオベロン。それは平和だからこそ。俺たち三人で世界を良き方向へ導いていかなきゃな。

だが、そんな平和が永遠に続くことはなかった。なぁ、オレにひとつ考えがある。魔王ヴラドが口にしたのは神への反乱。オレ達は、ヤツらの手の平で、偽りの平和に甘えていいのか。ヤツらが聖なる扉を手にしている限り、オレ達の世界は箱庭なんだ。

脳裏をよぎるヴラドの言葉。その言葉をかき消した訪問者。まさか、おかしなこと考えてないよね。君の綴られし体は、僕達次第だってこと、忘れないでね。そんな言葉を残したのは、神界からの使者。そして、そんなやり取りを見ていた少女がいた。

おい、なにかあったのか。ヒスイがオベロンを気にかけたのは精魔会合の後。いや、なんでもないよ。そう笑ってみせるオベロン。だが、ヒスイはその笑顔が嘘であると気づいていた。安心しろ、もしお前らが覚悟を決めるなら、その時の俺は共犯者だ。

で、そろそろオマエの答えを聞かせてもらいたい。ヴラドはオベロンを信じ、そして神への反乱の準備を進めていた。だが、口を閉ざし、決して首を縦に振ることのないオベロン。このとき、ヴラドもヒスイも、オベロンの出生の秘密を知らなかった。

オベロンの苦悩は続く。いつまでも神の手のひらで踊り続けて、そこに未来は訪れるのだろうか。だが、もし、自分が神に反旗を翻したらどうなるのだろうか。そこに存在していたのは、自らの生への固執などではなく、残された者達への愛情だった。

今回も、彼らは平穏を保っているのだろうね。竜と神の血を引く上位なる存在であるヒスイは、神々に報告を求められていた。あぁ、もちろんあいつらは仲良くやってるよ。その報告に入り混じる嘘。そして、神々はそんな嘘に気づいていたのだった。

突然の狼煙

ある日、魔界のほど近い街が侵略された。そして、炎が燃え盛る街に立てられていたのは天界の旗。そんな、嘘だろ。ヴラドを襲うのは戸惑いと怒り。なにが起きたんだよ。魔王と妖精王の知らない場所で、かつての聖戦は始まろうとしていたのだった。

私達はあなたのことを信じています。魔界への侵攻指示を疑われるオベロンに優しい言葉をかける美精王とその配下達。あなたは、そんなことをするような人じゃない。だって、あなたは私達を、家族のように、大切にしてきてくれたじゃないですか。

ちゃんと説明しろって。怒りが収まらないヒスイ。どうもこうも、こういうことだ。答えようとしない神々。ふざけんなよ。天界の魔界侵略を偽装したのは、あんたらなんだろ。だが神々は、その言葉にこう返した。報告を偽装したのは、君も同じだろ。

不夜城に集められた魔界の精鋭達。今日はオマエらに話がある。ヴラドが語る天界への侵攻。オレはあえて手のひらで踊ってやるさ。ヴラドは魔界への侵攻が天界の仕業ではないと気づいていた。あいつは優しすぎる。だから、オレが罪を背負ってやる。

ヘキ

世界は破壊と再生の歴史を繰り返し続けていた。そう、世界は何度も滅びていたのである。それを、震災と呼ぶ人もいれば、神災と呼ぶ人もいた。では、種族間の争いはどうだったのだろうか。自分達で、世界を破壊したのだろうか。そういう時はな、決まってうさんくさい神様が手引きしてんだよ。ヘキはそう言った。

【追想】ヴィヴィアン

すれ違う理想と、ぶつかり合う理念。変革なき平穏を願う天界、犠牲の先の革命を願う魔界。そんな二つの世界を絶対的な力で抑圧する神界と竜界。今こそ、革命の時だ。魔界の王は民の為に立ち上がる。こうして、かつての聖戦は始まった。そして、魔界への対抗勢力の一人に、ヴィヴィアンが存在していたのだった。

始まってしまった争い

【追想】美宮殿コロッセオ

美宮殿に集められた天界幹部。そして、王は魔界への対抗を宣言する。だが、そんな王を真直ぐな瞳で見ることの出来ないヴィヴィアン。だって、あなたは。そんなヴィヴィアンに気付き、優しい視線を返す妖精王。そんなに、悲しい瞳をしないでくれ。

こうして、かつての聖戦は始まった。止まることのない魔界の侵攻。散りゆく天界の者達。だが、天界を統べる王であるオベロンに、立ち止まることは許されなかった。いくら大切な家族が散ろうとも、王は涙を流すことは許されなかったのだった。

【追想】不夜城ナイトメア

進軍を続ける魔界軍。オレたちの未来は、オレたちの手で作ろう。指揮をとるのは自ら先頭に立った魔王。その真直ぐな言葉を信じる配下達。流れ続ける血と涙。それでも、悲しむそぶりを見せぬ魔王の姿を、ファティマは羨望の眼差しで見つめていた。

止まることは許さない。ヴラドが奪うのはオベロンの大切な家族達。その先により良い未来が訪れると信じ、自らの手を汚す覚悟を決めていた。決めていたはずだった。だが、ヴラドが奪っていたのはオベロンの家族だけではなく、自らの心だった。

互いに理想を語り合っていたふたり。ヒスイは、そんなふたりを見守るのが好きだった。だが、そんなふたりが始めてしまった争い。俺がもっと、力を持っていたら。なぁ、俺にはなにが出来るんだよ。その時、ヒスイは自分の無力さを知るのだった。

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聖戦と言う名の代理戦争

「戦う力」と「守る力」

このままでは美宮殿は制圧されます。続く篭城戦。散りゆく大切な家族。もういい、もう戦わないでくれ。それでも世界の為に散りゆく家族達。もういいんだ。この時、オベロンは初めて王の涙を流し、そして神へと懇願する。「戦う力」が欲しい、と。

美宮殿に舞い降りた一筋の光。直後、圧倒していたはずの魔界の軍勢の半数以上が消滅した。いったい、なにが起きたんだよ。ヒスイはその答えを知る為に、美宮殿へと急ぐ。だが、そこで目にしたのは、闇へと堕ちた堕精王オベロンの姿だった。

禁忌の力を得たオベロンの力を前に、ただ立ち尽くすことしか出来ないヴラドの元に現れた一匹の竜。そして、竜は問う。力が欲しいか、と。そして、ヴラドはオベロンの力の前に散った魔界の軍勢を見渡しながらこう答えた。「守る力」が欲しい、と。

始まった最終決戦。禁忌の力を得たオベロンとヴラドの戦いは無の空間に包まれていた。いったい、中で何が起きているのか。それは外から見ることは出来なかった。だが、確かにそこで、自らの愛する世界のすべてをかけた戦いが行われていた。

ヒスイは気づいていた。ふたりの争いはすでに、お互いの世界の為ではなく、神と竜の争いにすりかえられていたことに。あいつらはコマなんかじゃない。余計なことに気づいちゃったみたいだね。そして、ヒスイの記憶はそこで途絶えたのだった。

最終決戦の結末

ちゃんと戦えんじゃねぇか。喜びに満ちたヴラド。だが、その言葉は悲しみに包まれたオベロンに届くことはない。思う存分ケンカしようぜ。三日三晩終わらない戦い。だが、皮肉にもその戦いを終わらせたのは部外者の一刺しだった。そんな、まさか。

戦いが終わったとき、立っていたのはオベロンだった。次の瞬間、沸き起こるはずの歓声はなく、代わりに響き渡ったのは憎悪に包まれたオベロンへの恐怖の糾弾。こうして、世界の為に戦った王は、信じた家族に裏切られ、世界から弾かれたのだった。

ヒスイが目を覚ましたとき、すでに聖戦は天界の勝利という形で終結していた。だがヒスイだけは知っていた。オベロンもヴラドも、自らの愛する世界の為に戦ったということを。そして、神界からの部外者の介入により、ヴラドが敗れたということを。

ヴラドの遺体には死化粧が施され、棺へと納められ、美宮殿の禁忌の間へと運び込まれた。それは勝利の証であり、停戦の取引材料となった。だが、いったい誰が気づいていただろうか。瞳を閉じたヴラドの意識が、まだその身に宿っていたことを。

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聖戦を終えて

カノッサ

カノッサは語る。あなたはもちろん、覚えているでしょう。かつての聖戦が、どのような結末を迎えたのか。戦う力を求め、神の血に近づいた男。守る力を求め、竜の血に近づいた男。そして、そんな二人は、聖戦が終わったとき、自分達が愛した世界に居場所はなかった。今回の犠牲者は、いったい誰になるのかしら。

【追想】ファティマ

オレについてきてくれるか。王としての笑みを浮かべた魔王の言葉。その言葉の意味を、在りし日のファティマは頭で理解していた。そして、失って初めて気づく本当の意味。あの日、心の理解がおいつかず、ただ残された後悔。私は、あの日のあなたを否定しない。そして、過去を肯定し続ける生き方を選んだのだった。

ひとり生き残ったオベロンに生気は残されていない。そして、されるがままにされた幽閉。こうして、いったい何年の月日が流れただろうか。再び聖なる扉が開かれたとき、ひとりの人間が天界の裏側、深い闇が閉じ込められた洞窟へと迷い込んでいた。

朽ちていた牢獄の鍵。人間の女はオベロンの元へと通い続けた。会話を続けた。元の世界には大切な家族がいたことを。家族という存在の大切さを。そして、次第に開かれるオベロンの心。そんなふたりの間に、新しい家族の命が宿ったのだった。

聖なる扉は閉じられ、天界と魔界の連絡手段は限られていた。ヒスイは調停役というその任から解放された。終わった戦いを掘り返すつもりはない。だが、出来ることなら、もう一度ふたりに、ふたりが目指せたはずの道を歩かせたいと願っていた。

幽閉されたオベロン。棺で眠るヴラド。自分だけが普通に生きていいのだろうか。ヒスイはあの日の自分を責めるかのように、竜王家を抜け、ひとりであの日の続きを探していた。そして再び聖なる扉が開かれたとき、かすかな希望を抱いたのだった。

目を開けようが、閉じようが、ヴラドの目の前には暗闇が広がっていた。ヴラドは負けを認めていた。だが、ヴラドは気づいていたのだった。最後の一刺しが、オベロンのものではなかったこと。そして、オベロンが王の涙を流し続けていたことを。

禁忌の間で、身動きひとつとれず、無限とも思われる時間を過ごしていたヴラド。だが、そんなヴラドの耳に入ってきた思わぬ言葉。生まれてしまった禁忌の子。なんだよ、元気にしてんじゃねぇか。それは共に禁忌を犯したもうひとりの王への祝福。

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そして新たな聖戦へ

ある日を境に、オベロンの元へ人間の女は現れなくなった。だが、数日後、オベロンの元を訪れた足音。それは女のものではなかった。牢獄の鍵が壊れたって、人間の女が情報を売ってくれたんだ。こうして、オベロンは再び家族に裏切られたのだった。

数多の苦難を乗り越え、ヒスイへ届いた手紙。記されていた真実。密会が見つかったこと。幽閉されたこと。すべては禁忌の子を取り出す為ということ。そして、いまでもオベロンを愛している、と。差出人には「イグレイン」と記されていたのだった。

いや、返して。泣き叫ぶ声。それは、私達の子供なの。鳴り止むことのない悲鳴。あいつから、なにかを奪うんじゃねぇよ。あいつから、なにかを奪っていいのはオレだけなんだよ。こうして、かつての聖戦は、新たな聖戦へと繋がっていくのだった。

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