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Divine Gate -ディバインゲート- 攻略データベース

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ユニットストーリーまとめ【ギンジ中心】

簡易年表

  • 冒険開始

    聖なる扉を目指して冒険へ

    ゼロが加わる

    ガレスと交戦

    アワユキが加わる

    • 創りだしたのはメビウス

    トキワ、ゴーストが加わる

    • ギンジ、トキワに恋をする
    • ギンジ、失恋する
  • 極東国

    夜汽車を乗車拒否し、極東国へ

    マツと交戦

    • 残りの極東庭園の地図をもらう

    キリ、ススキ、フジ、ヤナギと交戦

    • ヒカリとユカリが別の目的で動くことを知る
    • アオトに訪れる悲劇を知る

    ヘルヴォルと交戦

    • オズが呼び出した
    • アワユキが撃破される
    • トキワ、ゴーストが逃げ出す
    • ゼロが無に還り守護化

    トキワ、ウメと交戦

    ヤシロ、花獣とともに動き出す

    • 花獣は主人公たちのもとへ
    • ヤシロはロキのもとへ

    オズの力で北欧神が弱体化

    ヘルヴォルを撃破

  • 黄昏の審判

    クロノスと聖なる塔へ

    扉の君と交戦

    扉の君を撃破

    ロキにより英雄にされ、世界評議会最高幹部へ

    魔界が天界に宣戦布告、聖戦開始

  • 再醒進化

    最高幹部ベオウルフ、聖暦の画伯を評議会に招き入れる

    トキワ、評議会の真実を探り始める

    ジョーイが訓練場から抜け出す

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ギンジとその仲間たち(~No.593)

ギンジ

ギンジ

やりたいこともない、夢なんてない、将来なんてどうでもいい。少年はいつも無関心。そしてそんな「無」を好んだ。斧型ドライバ【ヤシャヒメ】を振り回し、力こそが正義だと、力だけを信じた。自分さえよければ他はどうでもいい、全てに無関心なその刃は、残酷なまでに、自分以外の全てをこなごなに粉砕する。

斧士ギンジ

力を増した【ヤシャヒメ:弐式】を手に暴れ倒す。全てを、交わった世界を無に帰す為に。このまま全て、無くなってしまえばいい。手にした「無」の力に酔いしれるがまま破壊を繰り返すギンジ。それが、その力が生まれた理由であるかの様に。無を求めるが故の、無による衝動は、全てを無に帰すまで終わらない。

無斧士ギンジ

我は想ふ、無とはこの世の理なり。我は問う、果たしてそれが真実か。無の起源<オリジン>でありながら、自分の出生すら知らない無を司る精霊に諭されるが如く、無の持つ意味に疑問を感じるギンジ。全てを無に帰すという黄昏の審判の真意を見極めに、【ヤシャヒメ:参式】と共に常界<テラスティア>へと。

絶無斧士ギンジ

無の生まれた真実を求め、地底郷<アガルタ>へ。他の5つとは異なる力、自分に与えられた力のみが持つ真実を。全てを知ったギンジは生まれ変わった【ヤシャヒメ:ミヤビ】を携え、皆と同じ道を歩み出す。それは、交わったこの統合世界<ユナイティリア>の、交わってしまった、という事象を「無」に帰す為に。

200万DL記念エリア3

何も持たない者だからこそ、何者にでもなれる可能性、それは同時に、存在の否定でもあり、肯定でもあった。このまま何も無かったことに、無に帰したとしたら、自分は。だけど、少年に迷いはなかった。初めて手にした何かと共に、聖なる扉へと。

一緒に旅する精霊王

ゼロ

自分は何の為に産まれたのだろうか、産まれたことに意味はあるのだろうか、無の起源<オリジン>であり、無を司る大精霊でありながら、そのあまりにもはっきりしない存在理由に頭を悩ませていたゼロ。繰り返す自問自答、出ない答えと、出る疑問。ある仮説へ辿り着いた頃、その問いに相応しい斧士が訪れた。

無精王ゼロ

無を好む少年と共に向かった地底郷<アガルタ>。そこには何も無かった。そう、自分の産まれたことに意味はなかった。無と無の共鳴<リンク>は繰り返される空白。そしてその空白が、選べる未来だと気付いた時、ゼロは無精王へと生まれ変わる。何者でもない彼女は、何者にでもなれる少年と共に、審判の日へと。

ギンジの若さ故の過ち

ガレス

授けられたコードネーム・ガレスは、料理をこよなく愛するが故に。老い先短い未来より、これからの長い未来を背負って生きる若者の為、陰ながら支えることに徹する機関最年長の老人。愛用の銃杖型ドライバ【ボーマン】は初老の嗜みだと笑顔を浮かべ、杖つくことなくその足で、その体で、戦況に応じて駆け回る。

聖銃士ガレス

聖王の真意に反対しながらも、若き世代への橋渡しをすべく聖銃士へと。若さ故の過ちを犯そうとする絶無の斧士を正す為、可変させた【ボーマン:リボルブ】で応戦を。傷ついた体と心が癒えるよう、戦いの後に機関の仲間達へ振る舞うスープは薄口、だけどそれが、戦うことしか知らない皆の、一番の安らぎだった。

極東国<ジャポネシア>での共闘

無刑者ムミョウガタナ

罪人へ無の刑を与えることこそが自らの正義と信じ、そして貫いた武士道は彼を無刑者へと、二等悪魔へと導いた。だけど、卒業試験の束の間の休息、訪れた極東国<ジャポネシア>の京の都の鴨が泳ぐ川の隣、石畳が続く街の片隅で、枯れることなく咲き誇る桜を前に、聞こえてきたのは諸行無常の響きだった。

アワユキ

手段は違えど目的は同じと、皆と同じ道を歩き始めたはずの一人の少年は、自分にしか出来ないことがあると言い残し、一人故郷の極東国<ジャポネシア>へ。枯れることを知らない桜の前で、諸行無常の響きの直後に聞こえてきたのは第五世代自律兵器型ドライバ【アワユキ】の機動音と、鞘から刀を引き抜く音だった。

アワユキ:ミヤビ

圧倒的な破壊力を前に、止むを得ず力を共にした無の斧と刀。生憎と罪人以外を斬る趣味はないのでな。最期のひと振りを少年に預け、無刑者は一足先に刀を収めた。綺麗に咲き誇る桜の下、再起動<リブート>を終えた【アワユキ:ミヤビ】が自らの存在理由を口にした頃、無刑者の背中は既に夕日の先へと溶けていた。

虚無研カルツァクライン

常界へと降り立っていた無刑者にも、新たな白の女王の即位の話は届いていた。何故このタイミングで。何が起こるのかはわからない。ただ、何かが起ころうとしていることだけは確実だった。何かを知る為に、未来を知る少女の元へ、無刑者は急いだ。

未来を知る少女、メビウス

メビウス

天才の出現に、世界が沸いた。予言により免れた事故や天災。彼女が聞いたのは、未来の声。そして、次に予言された聖なる扉。だけど、扉が開かれたその時、彼女は悪魔の子と呼ばれ、痛烈な批判を浴び、世界に裏切られた。後にメビウスの名で人前に現れた時、彼女は義耳型ドライバ【ループ】で耳を閉ざしていた。

無才メビウス

彼女はひとり、怯えていた。聞こえなくなった未来の声。迫りくる不安、強化を施した【ループ・ループ】ですら聞こえない未来の声。最後に聞こえたのは、ドラゴンの解放による混血族<ネクスト>の訪れ。無才メビウスは、無数の監視役自立型ドライバと共に、もう一つの第五世代自律兵器型ドライバの開発を始めた。

虚無研カルツァクライン

その研究施設には、生きていくうえで必要最低限のもの以外、何も用意されていなかった。研究者にとってはこの上のない、研究に没頭出来る施設。だけど、普通の人から見れば、この虚無研カルツァクラインは独房と何ら変わり映えしない施設だった。

被験体019、左腕に貼られた番号。ごめんね、これも全部、仕方がないことなの。虚ろな目の天才は、被験体へと謝りの言葉を述べた。抜き取られる無の力、せめてもの償いにと、天才はこの抜き取ったという事実を全て、無に帰した。

何も記載されていない白紙の起動実験レポートを受け取った男は問いかけた。これが君の答えかい。無言で首を縦に振る天才。今更、約束された未来を変えることなど出来やしないよ。無言で首を横に振る天才。虚ろな瞳に、微かな光が宿っていた。

無に魅せられし天才の部屋に配置された無数のモニター。天才は世界の全てを見ていた。そして、世界の監視結果により設計された自立ではない自律の兵器。聞こえなくなった未来への不安を振り払うよう、無心で僅かな希望の開発を進めるのだった。

聖暦の天才III

無才が開発をした二体の第五世代自律兵器型ドライバ。一体は第三世代自立型ドライバから送られてきた一人の少年のデータを元に、もう一体はオリジナルの設計図を元に。ついた開発コードは【レプリカ】。彼女は一体何の為に開発をしたのだろうか。

自律の鼓動VI

隣り合わせで開発された二体の自律兵器。片方は少年を模し、片方はオリジナルを模した。一人の天才のみぞ知る、それぞれの開発目的。行動プログラムの裏側に仕込まれた耳を閉ざした天才からのメッセージは無事に対象へと届けられたのだろうか。

目も見えず、音も聞こえなかった頃、隣には確かにもう一体の自律兵器が存在していた。彼女はいったいどこへ。そして、再起動<リブート>と同時に聞こえた鼓動、泣き叫ぶ声に嘲笑う声。その片方の鼓動は、間違いなく、懐かしい彼女の鼓動だった。

ギンジの初恋

霊乙女ゴースト

ふわり、ふわふわり。掛け違えた死装束に気が付くこともなく、霊乙女ゴーストはただ浮かんでいた。透明な空に映し出された未来、あぁ、もう行かなくちゃ。だけど面倒くさいなぁ。あれ、あの人なんで頭に尻尾が生えているんだろ。何にでもなれる無の力は、悪意ある無の力に引き寄せられ、そして京の都を後にした。

トキワ

桜舞い散る並木道から外れた路地裏、監獄から抜け出したトキワはひとり、拘束着のまま彷徨っていた。偶然にも通りかかったのは、追いかけていた頭の尻尾を見失い、一人空に浮かんでいた少女だった。ちょっと外して欲しいにゃん。少女が興味を示したのは甘い猫なで声ではなく、お尻から生えた本物の尻尾だった。

風拘獣トキワ

ありがとにゃん。風拘獣トキワは少女にお礼を告げ、小銭を片手に焼き魚を求め、定食屋の敷居を跨いだ。ふと向かいのテーブルに目をやると、まるで恋する思春期の様な赤ら顔の少年と無表情の自律兵器の二人が。悪戯に投げる視線、更に赤くなる少年。ただ少年は彼の拘束着が、男を示す黒色であったことを知らない。

コドラシェルチョコ

ホワイトデーはお返しの日だと誰が決めたのだろうか。そんなルールを無に帰すかの様に一人の少年はショッピングモールへ。そう、大切な人へと渡すプレゼントを買う為に。ただ、そんな想いとは裏腹の重い足取り。それでも必死に、一歩一歩前へ。遂に辿り着いた洋菓子店、コドラシェルチョコは飾られていた。

ドラシェルチョコ

二人顔を合わせてから、既に20分が経過していた。渡すことの出来ない思春期の少年は、ただ頬を赤く染め立ち尽くしていた。神様、俺に勇気を。背中に隠したプレゼントを出そうとした時、訪れた時間切れ、暴れだすドラシェルチョコ。僕に嫌がらせだなんて、いい度胸してるにゃん。少年のホワイトデーは終わった。

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極東国<ジャポネシア>に来た理由(~No.772)

目を覚ましたギンジ

ラショウ

無に帰すことが叶わなかった白い日の約束事、肩を落とした少年の前、何も無かったはずの空間に、何事も無かったかの様に夢幻の駅が存在していた。汽車から降り立ったのは鎧型ドライバ【イバラキドウジ】を纏ったラショウ。漢が何を落ち込んでおる。俺の気持ちがわかるのかよ。恋に破れた少年は、斧を振り上げた。

無番人ラショウ

少年は恋に打ち破れ、そして【イバラキドウジ:弐式】を纏ったラショウを打ち破った。そなたを送り届けよと、我らが古の竜王より仰せつかっておる。男が差し出した手を拒み、決意の眼差しを返す少年。おかげで目が覚めたよ、俺にしか出来ないことをするんだった。少年は汽車に乗らず、自らのその足で歩き出した。

極東庭園で知る真実と焦り

極東庭園マツ

常界<テラスティア>の極東国に位置する無の庭園には穏やかな時間が流れていた。水のせせらぎに小鳥のさえずり、心を無心にすることが出来る静かな空間。そんな庭園の主は、全てを塗りつぶすことが出来るという不思議な筆を持っているという。

マツ

仲間達と極東国を旅する絶無の少年が目指したのはとある庭園だった。その筆で、塗りつぶしてくれないか。待っていたのは筆型ドライバ【ムツキ】を持ったマツだった。貴様が求める無とは何だ。彼女は少年に問いかける。この世界の悲劇を塗りつぶし、五人の友達を助けたいんだ。少年の瞳は未来を見つめていた。

無花獣マツ

神の手のひらの上で綴られ続ける悲劇、それは決して覆すことの出来ない約束された未来。だけど、唯一の対抗手段として、その全てを塗りつぶし、そして無に帰す。それこそが絶無の少年にしか出来ない役目だった。その覚悟、受け止めよう。無花獣マツは残り五つの庭園の地図を手渡し、そして力になると約束をした。

極東庭園キリ

程よい日差しが心地良さを演出する炎の庭園。晴れた日はそっと縁側で一休み、空へと放り投げた素足、背伸びをしただけで洗われる心。そんな庭園ではきっと、主によるお茶よりも熱い心のおもてなしが待っている。そう、心地よい熱さが待っている

キリ

炎の庭園、待ち構えていたキリ。話は聞いている。筆型ドライバ【シワス】の先には絶無の少年が。力を、貸して欲しいんだ。そこには驚くほど素直な少年がいた。ならば、力試しといこうか。戦闘態勢に入る少年と無精王と自律兵器。喧嘩は嫌だにゃん。隠れる拘束獣の頭上、ふわふわ、一人の乙女が浮かんでいた。

炎花獣キリ

庭園の縁側、戦いを終えた炎花獣キリは皆をおもてなし。饅頭頬張る自律兵器に、猫飯に夢中な拘束獣、ふわふわ乙女。そうか、友の為か。少年が口にしたのは共に聖なる扉を目指し、そして今は別々の道を歩む五人の友達の話だった。我も久しぶりに精霊王達に会いたいぞ。三人は少しの間、思い出を語らっていた。

極東庭園ススキ

明る過ぎず、暗過ぎず、そんな丁度良い明るさに保たれた光の庭園に待っているのは光の花獣。若過ぎず、また年老い過ぎず、そんな光の花獣がこの庭園の主だった。明る過ぎても、暗過ぎても、大切なことを見失うな、そんな言葉を口にしていた。

ススキ

もし、綴られた存在が、創られた存在が無に帰されたとしたら、その子が生まれたという事実も無に帰されるであろう。それでも君は、その選択をするのかね。旅を続ける絶無の少年に突きつけられる真実。だとしても、そうならない方法を探すだけさ。筆型ドライバ【ハヅキ】を手に、ススキは少年の覚悟を受け止めた。

光花獣ススキ

どんな時も笑顔を絶やすことのない一人の少女がいた。絶無の少年が自暴自棄になった時も、その笑顔は少年の心を明るくした。早く行かなければ手遅れになるぞ。光花獣ススキが伝えたのは二つ。光の少女が聖なる扉ではなく、天界へ向かったということ。そしてもう一つ、その少女の出生に隠されていた真実だった。

極東庭園フジ

心地よい水のせせらぎが聞こえた庭園、縁側でふと一休み。ただ、その庭園で澄み渡っていたのは水の音だけではなく、噂話を含めた、ありとあらゆる情報が澄み渡っていたのだった。そんな庭園の主である水の花獣は、情報屋を営んでいるのであった。

フジ

四つ目の庭園で待ち構えていたのは筆型ドライバ【ウヅキ】を手にしたフジだった。あっしも状況はわかっちゃいますが、無料で手を貸す訳にはいかんもんでして。ならどうすればいい。絶無の少年は十分な金銭を持ち合わせてはいなかった。その立派な体があるじゃございませんか。眼鏡の奥、眼光は鋭さを増していた。

水花獣フジ

ほとばしる汗、ぶつかり合う体、交わる筆と斧、そして、激闘の果てに勝利を収めたのは絶無の少年だった。いやー、丁度良い運動が出来ましたわ。戦いを終えた水花獣フジが話す水を留めし少年と、共に旅する水精王に訪れようとする悲劇。いつも冷静沈着な無の精霊王も、今だけは焦りを隠せずにいたのだった。

極東庭園ヤナギ

誰かが夜を怖いと言った。誰かは朝が怖いと言った。そんな夜と朝の境界線にのみ入ることの出来る庭園。その闇は夜の終わりの闇なのか、それとも朝の始まりの闇なのか、捉え方により世界は角度を変える。そんな曖昧な庭園が存在していたのだった。

ヤナギ

今からじゃもう、間に合わないんじゃない。そう口にしたのは目を開けることなく状況を察したヤナギだった。だが、そんな彼が手にした筆型ドライバ【シモツキ】を睨みつける絶無の少年はまだ諦めてはいない。間に合わなかったとしても、他の方法を探せばいいだけの話さ。ただ、少年の瞳に焦りが見え隠れしていた。

闇花獣ヤナギ

彼女は聖なる扉を目指してないよ。それは少年の友達であり、幼き日を失くした一人の少女の話。後ね、彼女は君を、この常界を裏切ろうとしているのさ。赤い月の夜、確かに少女は魔女王の座に。きっと、アイツなりに考えがあってのことさ。繰り返し続く悲劇、発した言葉とは裏腹、信じる気持ちは揺らぎ始めていた。

道半ばで途絶えた道を歩む猫

ヘルヴォル

常界、天界、魔界、三つの世界へと向けられた神刃型ドライバ【ティルファング】を手にしたヘルヴォルは、何故自分が呼び出されたのかがわからなかった。また、わかろうともしなかった。そこに意味を求めず、ただ、再び刃を振るえることにのみ、意味を見出していた。その振るわれる刃は、何を無に帰すのだろうか。

無神ヘルヴォル

ちょっとだけ間に合わなかったね。最後の庭園に辿り着こうとしていた無の少年の前に現われた無神ヘルヴォル。ふわふわ、消えた霊乙女。緊急事態発生、消えた自律兵器。こんなの聞いてないにゃん、逃げ出す拘束獣。何でだ、何でなんだよ、失意の少年。無を恐れるな、少年よ。無精王は少年を残し、無へと帰した。

拘束と解放III

もう知らないにゃん。怖い思いは沢山だにゃん。戦いたくなんてないんだにゃん。のんびり自由に生きたいんだにゃん。何が起きても僕は何も関係ないにゃん。偶然会って一緒に旅してただけにゃん。全部美味しいねこまんまにありつく為だったにゃん。

極東庭園ウメ

もし、向かい風が吹いたら、少し考え方を変えてみよう。もし、追い風が吹いたら、後ろを振り返るのを止めよう。そんな教えが風の庭園には伝わっていた。流されることは、決して悪いことじゃないんだ、と。そんな庭園で吹くのは、どちらの風か。

ウメ

ひとり縁側、筆型ドライバ【キサラギ】で退屈そうに空に描く独り言。ウメは一人の少年を待っていた。きっとあなたの元を訪れるはず、そう伝え聞いていた少年を。何故だろう、嫌な胸騒ぎがする。ひゅるる、頬を撫でたのは少し冷たい風。夕日は沈み、昇ったお月様。いつまで経っても、絶無の少年は現われなかった。

風花獣ウメ

いつまでも訪れない少年の代わりに、葉音一つ聞こえない静寂が訪れていた。少年の身に、何かが。敷き布団に横になったのは、嫌な予感を眠らせる為。目を閉じた矢先、微かに聞こえた足跡。一気に近づく足音。慌て飛び起き外に出ると、そこには、息を切らした一匹の猫が。僕が、アイツの代わりに、戦うにゃん。

さぁ、神を冒涜しようか。

ヤシロ

極東国に位置した京の都、枯れない桜の花びら達が舞踊る神社、ヤシロは本殿に封印されていた団扇型ドライバ【クズノハ】を取り出していた。あなたの側にいると、約束したのに。そう、それはそう遠くない日の出来事。あなたがそうしたいのなら、そうしたらいいわ。母狐の優しさに見送られ、千本鳥居を進み始めた。

神主狐ヤシロ

神が神でないのであれば、それは既に神ではない。神主狐ヤシロは怒りを隠せずにいた。もう、見ていられないよ。今にも折れそうな程に強く握られた【クズノハ・カムイ】、それはまるで神の威を狩る狐の様。神へと仕える身の理に反する戦い、そんな彼の元に集った六羽の鳥と、一匹の猫。さぁ、神を冒涜しようか。

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一人だけ違う道

神を退け、黄昏の審判へ

黄昏の審判:無の軌跡

少年には何もなかった。周りが羨ましかった。だが、少年は旅を続け、自分の存在の理由に気がついた。そして、そんな少年と友達になってくれた五人がいた。友達ってヤツも、悪いもんじゃないな。だから少年は、一人、別の道を進んで行くのだった。

仲間達と旅する極東国。出会い、別れ、目指すべき終着点。この旅が終われば、自分の役目は終わる、少年はそう思っていた。やっと、無に帰れるんだ。だが、少年は少し寂しかった。何も持たなかったはずの少年に、大切な友達が出来てしまったから。

悲劇を塗り潰す力に辿り着こうとした矢先の突然の襲来により消えゆく仲間達。無くした心、流れない涙。残ったのは無神と少年の二人。そして、消えたはずのもう一人の存在。安心しろ、我は姿無くとも傍にいる。それは、存在しえない証明だった。

少年の旅は終わり、無事に辿り着くことの出来た聖なる入口。だが、揃ったのは四人だけだった。きっとアイツらも、自分の戦いをしているんだ。その場の敵に、開かれた扉の神へと意識を集中する少年。例え、全てを、無に帰すことが出来なくても。

ストーリー:聖なる扉編

ただ一人

黄昏の審判:終章

世界評議会からの発表です。黄昏の審判は終わり、統合世界は救われました。しかし扉を開いた少年少女と、世界の裏切り者である道化竜は現在逃亡中です。発見次第、殺して下さい。そして、悪戯王の最後の言葉。やっぱり、再創<リメイク>ですね。

無英斧士ギンジ

神様のごっこ遊びは幕を閉じた。世界評議会から悪戯王と聖王は消え、道化竜は戦犯者として統合世界全土へ指名手配に。また、黄昏の審判を阻止した一人の英雄も存在していた。その男の名前は無英斧士ギンジ。彼は全てを知りながら全てを語ることなく、世界評議会最高幹部の席へと就いた。まだ、終わってないんだ。

黄昏の審判:無の軌跡

新生世界評議会最高幹部の席に就いた少年は全てを知っていた。あの時あの場所で、何が起きたのか。だが、少年は何も語らなかった。今のうちに、どうかあの二人を。それは現れなかった二人。あの三人なら、きっと。それは咎人の三人のことだった。

黄昏の行方VI

縛り付けて監視するだなんて、本当に趣味が悪いんだから。無の神が眺めていたのは常界だった。英雄という言葉に、何の意味があるのかな。その答えは簡単だった。そっか、みんな肩書きを求めては、肩書きに溺れてしまう、哀れな生き物だったんだ。

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地位を得た代わりに自由を失った少年(~No.1025)

評議会を見つめる者

ディレイ

永遠に、追いかけっこ。遅くてもいい、速くてもいい、とにかく追い越さないように。調聖者・ディレイの言葉は常に一歩遅れていた。それこそが彼女の存在理由であるかのように。歴史は繰り返される、だから、どうか、負けないで。追い越すことの出来ない彼女だからこそ、いつか追い越せるようにと、願うのだった。

無調者ディレイ

自立型ドライバ【リピート】を展開した無調者ディレイは、自分に与えられた調律する力は、何でもない力であると悟っていた。だから私は、応援するしかないんです。覗き込んだ世界、地位を得た代わりに自由を失った少年の眼差しに、その想いを応援するしか出来なかった。どうか、繰り返される世界に負けないで。

評議会を操る者

マダナイ

喧嘩は良くないよ。新生世界評議会の会議の場、猫撫で声がこだまする。皆、仲良くしましょうね。その声の正体は第六世代自律猫型ドライバ、名前は【マダナイ】だった。調停役に就いた彼は常に平和を願っていた。だって喧嘩は必ず誰かが傷つくでしょ。偽りの笑顔、その言葉が偽善であることは、一目瞭然だった。

調停役マダナイ

調停役マダナイがその役に就いた理由や経緯を知るものはごく僅かだった。各世界代表はおろか、最高幹部である三人にすら知らされず、その上位に位置する六聖人により選出されていたのだった。そんな彼の部屋に遊びに来た少女。私が第六世代、一番乗りっと。第零世代を生んだ神は、自らの手で新たな歴史を始めた。

スフィア

予定調和を狂わさないでくれないかね。会議室の窓が開いた時、そこに腰をかけていたのはスフィアだった。監視役として遣わされた彼はその後、一言も発することはなかった。彼が誰の推薦によりその役に就いているのか、それは調停役同様に、触れてはいけない真実だった。開かれた本は退屈しのぎなのか、それとも。

監視役スフィア

終わりを告げたのは監視役スフィアが閉じた本の音。会議室を後にした彼が声をかけたのは英雄。窮屈だろうに。答える英雄。全部ぶっ壊しちまいてぇよ。そこに招かれざる来客。邪魔をした君への罰さ。現れたのは元世界評議会の悪戯な神。面倒事を、起こさないでくれよ。監視役はその言葉を残し、常界を後にした。

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世界評議会の目的(~No.1268)

最高幹部の思惑「世界の常化」

レオナルド

かつて、世界評議会には聖暦の天才と呼ばれる六人の天才が所属していた。そして、新生された世界評議会には、聖暦の画伯と呼ばれる六人の天才が所属していた。レオナルドは筆型ドライバ【ヴェロッキオ】を無我夢中に振るう。それは世界の為か、それとも自分の為か。描かれた絵、その力に全てが込められていた。

炎画伯レオナルド

レオナルドの元に届いたのは、世界評議会への推薦状と、神への推薦状だった。妖精が神になる、それは妖精ならば誰しもが知る禁忌であった。かつて、とある妖精が神になったことで、天界は滅びかけた。その過去を知りながらも、彼は神となり、そして炎画伯を名乗り、描き続ける。見たことのない絵を、神の為に。

マルク

魔界の片隅、マルクは自由に絵を描いていた。そんな彼の才能に目をつけ、筆型ドライバ【ベラ】を贈ったのは新生世界評議会の最高幹部の一人。君に未来を描いてもらいたいんだ。そうして、聖暦の画伯として、世界評議会に招かれ、ひたすら絵を描く。そう、約束された未来が終わった先の、新たな未来を描いていた。

水画伯マルク

未来を生み出す為に、前を向く必要はないんだよ。優しい声が水画伯マルクを支えていた。未来は、過去の積み重ねでしかないんだから。そう、過去が、未来を作るんだ。そして彼は、ひたすら過去を探し続け、やっと辿り着いたのは、かつての聖戦と呼ばれた一つの争いだった。そっか、僕はこの未来を描けば良いんだ。

フィンセント

誰かに銃で打ち抜かれた。フィンセントは、それが誰かわかっていた。今度は、私が都合の良い犠牲なんだ。全ては精霊議会による決定事項。そして天界を追放され、常界で療養をしていた彼女の元に、一通の推薦状が届けられた。私は、絶対に許すことは出来ない。その想いは、筆型ドライバ【アルル】により描かれる。

風画伯フィンセント

かつての天界と神の取引に関係していた一人の男。それは綴られた妖精でありながら、神の力を手に入れた堕精王。そして、王でありながらも、幽閉されていた。彼のせいで、私は。風画伯フィンセントは憎むべき対象を見つけた。だったら、彼のいない未来を、私が描いてみせます。それが新生世界評議会の狙いだった。

クロード

あら嫌だ、まったく。そう、クロードは知っていた。堕魔王が目覚めたことを。せっかく、平和が訪れていたっていうのに。世界評議会への推薦状と、手にした筆型ドライバ【ルァーブル】。これで私に、彼を塗り潰せっていうことなのかしら。そう、彼女は知っていたのだ。かつての聖戦と、争った二人の王の存在を。

光画伯クロード

例え私達が描いたとしても、目覚めてしまった彼らを止めることは出来ないと思うわ。光画伯クロードは落ち着いていた。あぁ、君達だけじゃないよ。そう声をかけたのは評議会最高幹部の男。あくまでも、俺達は周りを彩るんだ。それなら、それでいいわ。あぁ、役者は揃った。彼らが盛大に暴れる舞台を、描きだそう。

サルバドール

私の才能を欲するのであれば、それ相応の対価を用意したまえ。サルバドールが求めたのは名声ではなく、富だった。貴様らのことは多少知っているぞ、私の友人も、かつては属していたみたいだからな。類は友を呼ぶとは、このことだろうか。こうして、彼は多額の報酬と引き換えに、筆型ドライバ【ガラ】を手にした。

闇画伯サルバドール

世界評議会とは、何を目的としているのかね。それは素朴な疑問だった。今も昔も、世界の常化だよ。そう説明したのは、闇画伯サルバドールを招き入れた最高幹部の一人。それでこの有様か。だから、あなたに声をかけたんだ。ふむ、君はなかなか話が出来る人みたいだな。彼は気付かずに、掌で転がされるのだった。

パブロ

君は、戦争が嫌いだったよね。パブロの元を訪ねた評議会最高幹部は話し始めた。君も魔界にいるのなら、知っているだろう。それはかつての聖戦と、二人の王の存在。役者はね、揃ってしまったみたいなんだよ。だから君に、止めてもらいたいんだ。筆型ドライバ【パロマ】を手渡され、そのまま手を引かれたのだった。

無画伯パブロ

女王達は、知っているですか。無画伯パブロは問う。知っているか、いないかの問題じゃない。全てを知ったうえで、どう動くかだ。だったら、私は描くです。結末は思惑通りだった。全ては世界の常化の為に。だが、その過程に、存在する犠牲。では、その犠牲は誰なのか。それは、筆先の行方でしかないのだった。

最高幹部の思惑と推薦者の思惑

征服神ギルガメッシュ

部外者を推薦するなど、悪趣味な神もいたものだな。軽蔑の眼差しの征服神ギルガメッシュ。君は、歴史の目撃者なんだ。そう言い残し、消えた悪戯神。いつの時代も、歴史は美化され、そして英雄は作られる。仕方ない、掌で踊ってやろう。征服神ギルガメッシュは、新生世界評議会の最高幹部の席に就いたのだった。

ベオウルフ

やっぱり、あいつは最高幹部に相応しくなかった。ベオウルフが腰をかけたのは空いた椅子。火竜はね、神話の時代から、始末される運命にあるんだよ。財宝ではなく、家族を守るだなんて、竜にしては愚かな行為だ。そこで姿を現した話し相手。だからね、キミを推薦したんだ。その言葉には、未来が暗示されていた。

屠竜者ベオウルフ

世界評議会最高幹部のベオウルフに与えられた異名、屠竜者。それは、竜を殺す者の証明。だが、彼は人でありながらも、竜の血を引いていた。その手にかけた数多の同胞、そして手に入れた名誉と地位。次にキミは、何を欲しがるのかな。昔にね、狩り忘れた首があるんですよ。そこには、歪な密約が存在していた。

訓練場から抜けだした竜

極楽竜ジョーイ

世界評議会の施設である訓練場から、一匹の竜が姿を消した。鳴り響くサイレン、下りたシャッター、だが、極楽竜ジョーイを止められる者はいなかった。あはは、あはははは。夜の街に響き渡る楽しげな笑い声。あはは、あはははは。加速する竜の血は止められない。竜なんかよりも、よっぽど楽しい人間がいたじゃん。

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