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Divine Gate -ディバインゲート- 攻略データベース

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ストーリーまとめ【世界の決定】

世界の決定 -The World's Answer-

第6章「世界の決定」に関するストーリーをまとめました。

北欧神に常界を襲わせ、世界の敵となった聖神アーサー。ギンジのサポートを得て新たな常界の王となったクロウリーは、聖神を処刑し、アーサーを取り戻すことを宣言します。 主人公たちは、クロウリーやヴラドが派遣した仲間とともに、神界との対決へと向かいます。

聖神アーサーを、処刑する。

偽りの王:終章

そして、常界の王の間に集められた数々の人影。咎の汚名がそそがれた3人、天界、魔界からの代表として来た女王ふたり。また、かつての王の部下であった円卓の騎士たち。その他、大勢の実力者たち。そこには、常界の最高勢力が勢ぞろいしていた。

では、王としてここに宣言させてもらう。口を開いた聖常王。私の目的はたったひとつ、そう、神界へと消えたかつての王、アーサーを常界へ連れ戻すことだ。それこそが、すべての災いから、ディバインゲートから統合世界を救う唯一の術なのだから。

聖常王が明言したアーサーの救出。その言葉の真意を、教えてください。レオラが浮かべた不安な表情。なぜなら、聖常王の口角は1ミリも上がりはしなかった。無駄な質問は止せ。この言葉の意味に気づいているから、そんな顔をしているんだろう。

王の間に走る緊張。その場の誰しもが聖常王の言葉の真意に気づいていた。逸らされる瞳。みな、気づかないフリをしていた。もう一度、言わせてもらう。かつての王、アーサーを常界へ連れ戻せ。そして続く言葉。そう、聖神アーサーを処刑する。

さぁ、時代は変わる。

聖神の行方

無事に、任務を果たしてくれたようだな。ダンテが賞賛を送ったのはグライフ。二択の三択かと思っていたが、まさか一択だったなんてな。そして、グライフが開いた神界への道を歩むダンテ。なんか物騒な場所だな。その少し後ろにはフォルテがいた。

だけど、なんでわざわざこんな場所を進むんだよ。その開かれた道は、他者からは観測出来ない特別な道だった。神であるアンタが、どうして隠れる必要があるんだい。そんなフォルテの疑問を解決したのは、無数の見えざる人影による襲撃だった。

悪いが相手をしてやってくれ。ダンテは立ち止まることなく、ただひたすら歩き続ける。そんなダンテを守るように、無数の人影へ大きな炎の拳を打ち込むフォルテ。いいね、準備運動かい。いいや、争いは終わりだ。そして、扉へ辿り着いたのだった。

開き始めた扉からこぼれだす光。その奥には玉座があった。高みの見物とは、いい身分になったものだな。歩み寄るダンテ。だが、こうしてようやく落ち着いて話をすることが出来るな。引き抜かれた刃に映る鋭い眼光。俺が問おう、貴様の見解を。

そして、刃を首元へ突きつけられようと、その玉座の主は動じることなく、ただ余裕の笑みを浮かべるのだった。俺を殺したところで、なにも変わらないさ。すべては世界の決定なんだ。そして、玉座の主、アーサーは立ち上がる。さぁ、時代は変わる。

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聖常王の狙い、それぞれの想い

それぞれの想い

王の間を出た六人。そして、アカネがギンジへと述べた感謝。色々、ありがとな。だが、次の瞬間、アカネは眉間に皺を寄せ、ギンジを見つめた。全部知ってたんなら、なんで先に話さなかった。行き場のない想い。どうして、話してくれなかったんだ。

ギンジはその視線を交わそうとはしなかった。俺には俺の、俺にしか出来ないことをしたまでだ。それは正論だった。ただ我慢を続け、評議会の犬であり続けたギンジの後ろ盾なく、聖常王の誕生はありえなかった。だけど処刑するって言ったアイツは。

ありがとう、アカネくん。優しく声をかけたヒカリ。そして、そんなヒカリを見つめる五人。どうしてだろう、やっぱりこうなるって、わかってた。溢すひとり言。だけど、やっぱりちょっと複雑だよね。それは女王としてでなく、妹としての言葉だった。

だけど、ヒカリはわかっててここへ来た。そういうことなのよね。にこりと笑い返したヒカリ。ユカリの言葉は真実だった。きっと悲しみの結末をみんなが望んでる。そこには幸せな世界が待っている。だから、私はこのまま進み続けることに決めたよ。

僕にも、少しだけわかる気がするよ。口を開いたアオト。きっと、兄弟ってそういうものだと思う。例えその道が間違っているとわかっていても肯定をする。そして、いつか真正面から否定する。だから、僕たちは迷わずに進み、そして、彼を否定する。

アカネも、それで文句ないね。ミドリは問う。文句もなにも、俺は初めからそのつもりだ。そして解かれた不穏。ギンジ、悪かったな。俺のほうこそ悪かった、もっとオマエたちを信じるべきだったな。再び集いし六人。それじゃあ、場所を移そうか。

ギンジが案内したのは常界のとある地下施設。ここなら評議会の連中に聞かれねぇ。そして語られた評議会への不信。だが、統合世界の平和は評議会の手により守られてきた。だから、評議会を失えば民は混乱する。そう、まだ犬である必要があるんだ。

だから、聖常王は。ミドリのついた相槌。そう、あえて世界評議会の形式にのる形で即位した。アイツだって、わかってる。やるべきことはひとつじゃねぇ。聖神のいる神界、六聖人のいる世界評議会、そのすべてが、いまの俺たちにとっての敵なんだ。

でも、それじゃあどうして聖神討伐なのかな。アオトの抱いた疑問。きっと、六聖人の出方を伺うためよ。代わりに答えたのはユカリ。聖神の処刑を助長するのか、阻止しようとするのか。それと、もうひとつの可能性。その両方の動きがあるとしたら。

私、ヒスイさんから聞いたことがあるの。世界評議会も、神様たちも、すべては「世界の決定」に従って動いている、って。いまその決定を下しているのが、アーサーさんだとしたら。深まるのは聖神への疑惑。だが、アオトはその疑惑を否定した。

だとしたら、真っ先に僕たちを、聖常王を止めているはずだよ。きっと、あの場所での会話はすべて聞こえていた。だから聖常王は、あえて、あの場で、あの話をしたんだ。思案による沈黙が流れる。そして、その沈黙を一番に壊したのはアカネだった。

俺は行ったんだ、常界の始まりの地と呼ばれる場所へ。それは聖戦の裏側の物語。そこで触れたのは聖なる扉<ディバインゲート>のすべてのひとつ。再び訪れた沈黙。きっと、ひとつなんだ。そして、すべてなんだ。ひとつであり、すべてだったんだ。

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ナイツ・オブ・ラウンド

騎士達の決断

私は誓ったんです、本当のあの人をもう一度好きになる、って。それは乙女の祈り。だから、私は決めました。絶対にあの人を処刑させたりしない。本当のあの人を見つけるまで、あの人のことを守り抜きます。例え、この世界を敵に回したとしても。

私は初めから決めていたわよ。ヒルダはいつも通り、口を尖らせていた。だって、処刑なんてされちゃったら、あいつのこと殴ることが出来なくなっちゃうじゃない。そう、だからこれが私の決めた道。破られた世界評議会の職員証は、そっと風へ。

聞かないんだな。問いかけたロア。いまさら、お前に聞くこともないだろ。答えたラン。そこはいつもの古びたパブ。背中合わせのふたりは口を閉ざした。それじゃ、いまのうちに酔っ払っておくか。テキーラの注がれたショットグラスに手を伸ばす。

ランが差し出した左手。親指の付け根には好物の塩が。酔っ払ってなきゃ、やってらんねーだろ。そして、ふたりは流し込む。空になったグラスで交わす約束。それじゃあ、行こうか。ふたりが袖を通したのは懐かしの白い隊服。これが俺らの生き方さ。

私は彼の可能性を信じた。そして、彼は私のことを信じてくれた。ブラウンは出会った日のことを思い出していた。だから、残り少ない未来を彼に捧げると決めたのだ。私はいまでも、彼の可能性を信じている。彼を殺させるわけにはいかないのだ。

俺は世界評議会に雇われたわけじゃねぇんだ、俺の雇い主はボスだけだ。ローガンは昇る煙に想いを馳せる。ボスを死なせるなんて、俺の信念に反するってもんよ。だから、悪いな。走らせる筆。退職届けは、自分の手で、自分の意志で書かせてもらう。

パパが悪いことしてるのはわかってる。でもね、パパは私にとって、世界でひとりだけのパパなんだ。フェリスはぬいぐるみに語りかける。だからね、私は悪い子になるよ。みんな、いままでありがとう。私はやっぱり、パパのことが大好きだから。

どうしてなんだろ。オリナはずっと考えていた。ボスがいったいなにを考えているのか。きっとボスのことだし、色々と考えているんだろうな。だから、オリナの決断はひとつだった。やっぱり、ボスに教えてもらいたい。世界のこと、もっと知りたい。

久しぶりね、こうやってゆっくりふたりで話すのは。ミレンの隣にはリオがいた。私はときどき思うの、やっぱりあなたの考えが正しいんじゃないか、って。それは、自分を犠牲にする以外の生き方を知らない、かつての王を敬っての言葉だった。

でも、私はやっぱり彼には生きてほしいみたい。彼が愛した世界で、沢山の幸せに包まれてほしいのよ。無言のままのリオ。だから、あなたとはここでお別れね。そっと立ち上がるミレン、そしてそんな彼女の後姿を、リオはただ黙って見送るのだった。

オレが間違ってんのかな。アスルは少しだけ不安になっていた。チビが一丁前に悩んでんじゃねぇよ。ライルの冷たい言葉が押した背中。そうだよな、悩むなんて、オレらしくないよな。あぁ、オレはオレの思うように、オレの道を進ませてもらうよ。

それじゃ、楽しみにしててやるよ。アスルは右手を突き出した。俺は面倒くさいだけだけどな。だが、ライルも右手を突き出した。重なる拳と拳。どっちが勝っても恨みっこなしだ。その拳が意味していたのは反する想い。次に会うときは、きっと。

聖常王への謁見を許されたアサナ。これが僕たちの決断です。11通の退職届け。わかった、受理しよう。それがなにを意味しているのか。彼が世界の敵になるのなら、僕たちも世界の敵になる。そして、世界評議会から11人が姿を消したのだった。

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世界の決定:序章

聖常王から通達された神界への遠征日まで残り1週間。アカネはとある研究所を訪れていた。無数のモニターに映し出されていたのは、いまも常界全土を覆うシールドを展開し続けるレプリカの稼働状況だった。もう、時間は残されてないってことか。

いまも、ディバインゲートは常界へ干渉し続けている。メビウスの解説。そして、そのディバインゲートはおそらく彼の手に。それじゃあ、やることはひとつってことだな。常界は私たちに任せて。だから、行ってらっしゃい。炎才の自慢の息子さん。

アオトが訪れたのは常界の自分が生まれ育った家。あの日から誰も住むことのないその家だけが、時代から置き去りにされていた。だけど、僕たちは時を経て、いまこうしている。そして、僕たちは罪を背負い続ける道を選んだ。隣にはアリトンがいた。

僕はアオトとして生きる。僕はアリトンとして生きる。ふたりが選んだ名前は、未来への肯定であり、そして普通に生きることを拒絶した証。兄さん、僕たちの足を引っ張らないでね。こぼれた冗談。その日、ふたりの心と体を濡らす雨は降らなかった。

常界での出来事を報告しに竜界へと向かっていたミドリ。すでに竜界はミドリの第二の故郷となっていた。そして、ミドリが竜界へと向かったもうひとつの理由。竜道閣へと消えたカナン。古の竜の血を探し続けるドロシー。そう、オズの行方だった。

私、ちゃんと知りたい。ミドリが問うたオズの過去。命を綴ることが神にだけ許されていたら。竜王家に生まれた存在しないはずの命。神と竜の確執。オズが迫害されるのは当然だった。彼は神へ縋り、神へ抗った。それじゃあ、ふたりがしてることは。

ヒカリはカルネアデスからとある6つのドライバを渡されていた。ちょっとだけ窮屈だけど、我慢してもらうぴょん。そして、5人から託された想いと共に天界へ。だけど、ちょっとだけ嫌な予感がするな。それは、同じ血を引くからこその予感だった。

おかえり。ヒカリを出迎えたオベロン。みんなを連れてきたよ。様子を伺いながら差し出されたドライバ。そして、そんなヒカリを察し、優しい眼差しを返すオベロン。どうもありがとう。だが、オベロンはヒカリの嫌な予感を否定することはなかった。

ユカリが乗り込んだ夜汽車が向かった先は魔界。窓に映った少女は少し疲れ顔。そして落ちた眠り。まどろみの向こう側で微笑む少女。無理しないでいいんだよ。幸せになっていいんだよ。だが、ユカリは否定をする。この生き方こそ、私の幸せだから。

まもなくして着いた魔界。向かったのは大好きな少女の眠る墓。そこにいたのはヴラド。コイツのこと、ちっとも可愛がってやれなかったな。後悔に込められた慈愛。それよりも、あなたは自分の体だけを可愛がりなさい。やっぱり気づいていたんだな。

ギンジが探し続けていたのは神界への進攻手段。だが、もはやギンジはひとりではなかった。近くに神がいるのを忘れるんじゃない。手を差し伸べたギルガメッシュ。そして、ふたりが目指した場所。共に行こうじゃないか、神へと抗ったかつての塔へ。

評議会により、立ち入り禁止区域に指定されていた塔の跡地へと足を踏み入れたふたり。やっぱり、来てくれたんだね。その言葉はふたりのものではなかった。お前にだけは、会いたくなかったんだがな。そう答えたのは、ギルガメッシュだった。

エンキドゥ

立ち入り禁止区域に指定されていたはずの神へと抗う塔。エンキドゥはその禁を破ったわけではなかった。その塔が神界と常界を繋ぐ存在であれば、常界から神界への通行は確かに禁止されていた。最初からこいつは、そっち側の存在だってことさ。そう、彼にとって、常界へ来るのに、禁などは存在していなかったのだ。

呪罰神エンキドゥ

ただ征服神を見つめる呪罰神エンキドゥ。私の言葉が届かないのか、それとも、言葉そのものを失ってしまったのか。ふたりに訪れた最悪の再会。呼び覚まされた無数の獣。お前は逃げろ。征服神のただならぬ覚悟を察し、その場を離れた無英斧士。お前は人形なんかじゃない、だからどうか、目を覚ましてくれ。

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共に向かう仲間たち

炎通将ショクミョウ

聖常王についてきたのは従者たちだけではなかった。これが償いと言うのなら、俺も共に歩もう。流れ着いたショクミョウ。そして、彼の耳に届いた意外な言葉。誰だっけ。北従者の言葉。どちら様かな。首を傾げる東従者。無言の西従者と南従者。だが、そんな彼へ、聖常王は懐かしい眼差しと共に手を差し伸べていた。

アスト

で、あなたはいくら賭けるの。幾元嬢は問う。ここは魔界の賭博場。俺はいつだって、でかいもんを掴みたいんだよ。預けられたのは大量のチップ。そんなあなたに、これをサービスよ。差し出されたブルームーン。ふざけやがって。そのカクテルが意味したアストの敗北。そして、うな垂れた男の許を訪ねる女がいた。

炎魔獣士アスト

やったじゃない、でかいのが来たわよ。炎魔獣士アストが顔をあげると、そこには大きな胸が揺れていた。赤ら顔のまま、さらに顔をあげる。オマエに召集命令だ。男の許を訪ねてきたのは南従者だった。もちろん、聖魔王の許可を得ている。そして、召集されたのは男だけではなかった。俺たち三魔獣士全員が召集だと。

ポストル

集まっていた視線。テラス席でひとり、ゆっくりとページをめくっていたのは才色兼備なポストル。ようやく、休息が訪れたと思っていたんだけどな。その言葉とともに閉じられた本。いいよ、わざわざキミが来たってことは、それなりの用事なんだろう。視線を交わすことなく一方的に進む会話。それじゃあ、行こうか。

水魔獣士ポストル

ボクを迎えに来たってことは、きっとあのふたりにも召集がかけられているんだよね。その質問は質問ではなく、間を埋めるためだけのものだった。で、どこへ行くかも察してくれ、ってことかな。ターミナルに用意されていた特別列車。行き先に表示された「常界」の文字。少し長旅だね、仲良くやろうよ、水波卿くん。

水波卿サフェス

聖魔王の指示の下、水魔獣士を常界へと案内した水波卿。それにしても長年の潜入任務お疲れさま。で、巡り巡って、また彼女の下に派遣されるわけだね。かつての教祖であり、現聖常王である者の下に就いていたのは聖魔王直々の命令。まぁ、キミが一番の適任だね。そんなこと、言われなくても誰よりわかってるさ。

アミラス

大きな欠伸をしていたアミラス。眠いなら、私の膝を使っていいよ。左の女がそう言った。ずるーい、私の胸を使ってくれてもいいんだよ。右の女はそう言った。眠るなら、私と一緒にベッドへ行きましょう。後ろの女はそう言った。男を取り囲む無数の美女たち。どうせなら、みんなで一緒に楽しくベッドへ行こうよ。

風魔獣士アミラス

移動した先はベッドルーム。だが、すでにそこには先客がいた。天蓋に映し出された豊満な体のシルエット。あれ、新しい僕の彼女かな。油断した一瞬、風魔獣士アミラスを襲う無数の蔦。間一髪、構えた【バンザ:セカンド】。だが、蔦に殺意はなかった。そして翠風魔将は寝たまま、召集命令の手紙を渡したのだった。

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聖常王と紅煉帝

演炎奏竜トロンボ

演炎奏竜トロンボが呼び出されたのは、かつての主君が鎮座していた王の間。だが、いまその場所に鎮座していたのは異なる男。俺をどう思おうと、知ったことじゃない。だが、いまここは俺のものだ。だから、俺の言うことを聞いてもらおう。乱暴でありながら、その言葉を口にした意味に、彼女は親しみを覚えていた。

演光奏竜トランペ

演光奏竜トランペが訪れたのは、文明竜たちが眠る安息の地。次第に目を覚まし始めるも、行方不明のかつての竜王へと想いを馳せるばかり。だけど、私は思うんです。きっと、かつての竜王さまなら、後任に紅煉帝を指名したんじゃないか、って。求めたのは自分にない力。だから、私は少しだけ安心しているんです。

演闇奏竜サクス

演闇奏竜サクスが興味深く眺めていたのは、人工、次種族、混種族の異なる五匹の竜たちだった。聖常王の登場により、変わった世界評議会の体制。新しい王様は、いったい彼らをどうするつもりなんだろう。そして、その裏で糸を引く、竜を殺さんとする屠竜者を。うーん、やっぱり仕事は盛り沢山みたいですね。

演無奏竜グロック

演無奏竜グロックが同伴したのは秘密裏に行われた会合。よく来てくれた。それは世界評議会の本部からは遠く離れた小さな小屋だった。俺を持て成すには、随分と寂しい場所じゃないか。だがまぁ、たまには悪くはないな。向かい合った聖常王と紅煉帝。先に言っておく。俺に指図はするな。それが互いの為ってやつだ。

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聖人という生き物

ねぇ、どこへ行っていたんだい。ダンテへと詰め寄る男の表情は、半分が仮面に包まれていた。その質問に答える義理はない。まさか、キミがボクを飛び越えちゃうなんて、そんな無粋なことはしないよね。そうだよ、キミはただ従えばいいんだから。

そう、キミは聖人という生き物なんだ。そこに個が存在してはいけない。ダンテは沈黙を続ける。ボクは知ってる、キミは規律を遵守する神様だってことを。ならば、俺も知っている。口を開いたダンテ。貴様はすでに、世界の決定に背いていることを。

先生、ファティマ様から謁見の申し出が来ております。もう魔界とか必要ないんだ、だから適当にあしらっといてよ。ヨハンは過去を拒んだ。いまの僕はなにも得をしない、だから取引としては不成立だね。彼女も随分丸くなったみたいでつまんないよ。

それにさ、世界の決定とか本当にくだらな
いよ。答えが出ている問いに、なにを求め
ればいいのかな。ヨハンが抱いていたのは
疑心とは異なる感情。その先に、もしかし
たら新しい解があるのかな。なぜだろう、
これは探究心じゃなく、好奇心みたいだ。

イージスが自身に蓄積されたライブラリから照合したのは、かつての争いの記憶。神界で起きていた各世界による争い。いまの世界が、貴方様の望んだ世界なのでしょうか。答えは解りきっていた。私の体の半分に流れる人の血の意味が解りました。

プログラミングされていた守るべき存在。そして、時代とともに変わるその存在。これをエラーと呼ぶべきか。だが、イージスにはわかっていた。人の心は機械仕掛けではない。亡き君主の願い。私が討つべき存在は、初めから決まっていたんですね。

六聖人の元へ届けられた映像。そこには聖神の処刑を宣言する聖常王の姿が映し出されていた。アンタの旗の振り方は間違っちゃいない。だけど、まだ青さは抜け切らないわね。それじゃあ、死にに行くようなものよ。歴史は常に正しいわけじゃないの。

英雄になって、その後はどうするつもりかしら。問いかけたのはモニターではなく、ジャンヌの後ろに立つ人影へ。悪意を集めたあと、死んで平和へと導く。そんなドラマは見飽きたのよ。だから生きて、そして償い続ける。アタシは信じてあげるから。

六聖人へと届けられた聖常王の声明。シオンもまた、例外ではなかった。薄暗い部屋で、何度も見返す映像。込められていたメッセージの意図を理解出来ないほど、愚かではない。ただ、避けることの出来ない現実を、見つめるほかなかったのだった。

そんなシオンの部屋の窓を叩いた風。それはふたりの間でだけ通じる合図。なに浮かない顔してんだよ。そう、現れたのはヒスイだった。お前のことを、俺たちは信じている。だから、絶対に逃げ出すなよ。世界の決定に背くのは、俺だけで十分なんだ。

ニコラスはただ筆を進める。報告書に記されたのはサンタクローズの名前。これは世界の決定なんだ。自分の息子へと突きつけた銃口。一発の銃声が鳴り響いた夜。そこに下されていた排除という世界の決定。あーぁ、つまんない大人になっちまったな。

ニコラスが思いを馳せるのはいまから20数年以上前、ニコラスがサンタクローズと呼ばれていた頃の話。そして、一日たりとも忘れたことのない、とある人間の女の最後の言葉であり、最後の願い。どうか、あの子に最高のクリスマスプレゼントを。

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追想

【追想】クロウリー

少女が感じていた違和感。私は誰なのだろうか。与えられた本に記されていた父、母、家族という存在。そのすべてが自分には当てはまらなかった。真実ではない真実。受け入れる以外の道はなかった。そう、私はクロウリー。教祖として生まれた存在。そして、少女は違和感を抱えながら、偽りの道を歩き続けていた。

在りし日の教祖:聖級

少年はひとりだった。小さな部屋、与えられた「世界」の地図。少女もまたひとりだった。小さな部屋、与えられた「教祖」の肩書き。そして、歩く道は違えど、同じ場所に立ったふたり。ならば、このまま少女が歩き続けるのだとしたら、その結末は。

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夜明けの旗

一週間後、再び聖常王の下へと集まったアカネたち。だが、集まっていたのは一週間前より少ない数だった。その理由を問う者はいない。各々が持つ、各々の世界。そこへ口を挟むことは許されない。それでは、始めようか。偉大なる神様への反乱を。

初めに聖常王の口から伝えられたのは、最高幹部のひとりであるベオウルフの失踪、そしてギルガメッシュの詳細だった。神へと抗う塔に現れた正体不明の新たな神。無数の刃が飛び交い続ける戦場。だが、聖常王はトーンを変えることなく話し続けた。

触れられたのは六聖人について。謁見の場で承認を得たという事実。そう、「事実」のみが簡潔に伝えられた。これで準備は整った。そして紹介されたのは、魔界からの援軍である三魔獣士。聖常王は静かにアカネたちへと最後の問いを始めたのだった。

俺にはなんもなかった。ずっと空っぽだった。そして俺は俺の力ではなく、みんなの力でここにいる。じゃあ、いまの俺にはなにが出来るんだろう。この世界が間違っているとは言わない、正しいとも言えない。だから俺は、世界の為に世界を見極める。

この世に生きる者はみな、大切な想いを抱いているの。それが大きいか、小さいかは関係ない。私はただ、いまも大好きな想いを大切にしたい。そのために世界を正す。そう、私はちっぽけな女よ。だけどね、この想いは誰にも負けないくらい大きいの。

幸せって、なんだろう。私にとっての幸せは、みんなにとっての幸せじゃないかもしれない。だけど、いまのまま多くの命が不幸になる。私はだまって見過ごすことは出来ない。これは女王としての責じゃない。私個人の想い。だから、行かなきゃ。

私はさ、みんなと違って、時代に流されてここまで来たんだ。大切な友達とも再会出来た。でもね、私が出会った大切な人たちの「大切」を守りたい。それじゃあダメかな。いまはまだ、立ち止まりたくはない。だからね、まだ走り続けていたいんだ。

本当の僕は、もうこの世界に存在していない。アオイという本当の名は、どこにも存在していない。僕はアオトとして生き続ける道を選んだ。だから、僕の戦いはまだ終わってない。僕は僕を肯定する。罪の清算は、この世界の歪みを正すことなんだ。

ディバインゲートが生まれ、世界は生まれた。そう、この世界は箱庭なんだ。ディバインゲートが運んだ幸せもある。だけど、翻弄される人たちも大勢いた。俺の家族だってそうだった。だからそう、悲しみを知ってる俺が、壊さなきゃいけないんだ。

各々が掲げた目的。その想いの規模が小さくとも大きさに関係はない。それぞれが苦悩の果てに辿り着き、抱いた大きな想い。聖神と、そして聖神が手にしたであろうディバインゲート。振られた夜明けの旗。いま、収束された道しるべを胸に歩き出す。

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悪戯神の回想

人間たちが始めた神界への侵攻。当然、神界へもその話は伝わっていた。ただ、玉座で口を開くことなく待ち続ける聖神。その隣にいた悪戯神。ねぇ、神様になったキミは、どんな役割を持っているんだい。キミを知りたい。だから、ボクから話そうか。

かつて、世界の誕生と共に生まれた神々。それは統合世界でも例外ではなかった。幾重にも連なった世界に存在した、幾千の神々。そんな神々にはそれぞれ役割が与えられていた。太陽を司る神、海を司る神、その他多くの役割。ボクはなんだったかな。

世界に混乱が生まれる。そして、生きとし生ける者たちはみな、その混乱を乗り越える。そう、だからボクはいつもかき乱していたんだ。これは、ボクからみんなへのプレゼント。ボクみたいな存在がいたから、みんなひとつになることが出来たんだよ。

ボクは混乱を好んだ。生まれたときから、その役割を持っていた。だから、統合世界に再び生まれたときも、その役割は変わらなかった。だって、それこそが世界の決定だったんだから。だけどね、ボクはあの日から、おかしくなっちゃったみたいでさ。

聖者という完璧な存在の血を引きながら、人間という不完全な女の血を引いた存在。そう、まさにキミを知った時、体中の血が躍ったよ。こんなにも面白い生き物がいるんだ、って。だからボクはずっとキミを見ていた。それはボクの役割だったのさ。

キミという絶対的な王様が生まれる。そして、その王様が悪意に包まれることにより混乱が生まれる。そう、ボクは楽しかったよ。だって、混乱に乗じて、キミを手に入れることが出来たんだから。そう、ボクは世界の決定に背いてなんかいなかった。

ボクはもっとキミを見ていたかった。それはボクという存在の肯定よりも、強い想いになったんだ。だからもう、キミに縋られなくてもいい。あぁ、いつからか、ボクがキミに縋っていたみたいだ。そして、アーサーは聖神として生きる道を選択した。

ねぇ、アーサー。キミはボクが思っていた以上に成長したね。だけど、ちょっとやり過ぎちゃったみたいだ。これからキミがとる選択しだいで、ボクが世界の決定に背いたことになるみたいなんだ。それがいったい、なにを意味しているかわかるかな。

でも、ボクは後悔してないよ。それこそがボクの存在理由さ。きっと、世界は混乱する。それは常界だけじゃなく、神界も。アーサー、キミはいったいどんな役割を担うつもりなんだい。ボクはそれが知りたい。それさえ知ることが出来ればいいんだ。

これでボクの話はお終いさ。だから、キミの話を聞かせてよ。ううん、違ったかな。そうさ、キミの物語を見せてよ。一番の特等席で。だから、安心してね。いつだってボクはキミのすぐ側にいるんだから。ずっと、いつまでも、きっと、終わる刻も―。

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侵攻

聖常王と共に残った四大従者。対して、神界へと向かうアカネ、アオト、ミドリ、ヒカリ、ユカリ、ギンジ。ライル、リオ、三魔獣士、旧教団員。少ない戦力であり、大きな覚悟。そして彼らとは別に、また別の動きを始めた者たちも存在していた。

辿り着いた神へと抗う塔。違う、ここはあのときの塔じゃない。そう、かつての塔とは様変わりしていた。そして、アイツもいないみたいだ。見当たらないギルガメッシュの姿。みんな油断するなよ。開かれた塔の扉、そこには無数の怨念が蠢いていた。

踏み入れた塔。灯されていた明かり。僕はこの場所を知っている。アオトが口にした言葉。あぁ、よく似ているな。口を挟んだのはショクミョウだった。ただ静かに辺りを見回すサフェス。そう、かつての教団を模していた内部。気をつけろ、誰かいる。

直後、明かりに照らされたのは横たわった人影だった。どうも先客がいるみたいだ。油断と警戒、切り替わる感情。そして、無数の人影は起き上がる。腕が折れようと、足が折れようと、ただ意志もなく起き上がる。どうやら教団員が地に堕ちたようだ。

虚ろな目で襲い掛かる無数の教団員たち。すべては終教祖の為に。虚ろな瞳、そこに意志は存在しない。コイツらの後始末は俺たちがする、だからオマエらは行けよ。ショクミョウとサフェスは、かつての同胞たちへ終わりを与える選択をしたのだった。

無数の教団員が蠢くフロアを抜けたアカネたちは息をついていた。それはライルも同じだった。そして、ついた息の意味を誰よりも理解していたリオ。そんな瞳で、俺を見るんじゃねぇーって。あなたのいつもらしくない顔が、ただ珍しかっただけよ。

でも、安心するのはまだ早いんじゃないかしら。その言葉が意味していたのは、塔へと侵入していた先客。近づく足音。一つ、五つ、九つ、十。そして最後の足音。計十一の影。やっぱり、先客はあなたたちだったのね。ふたりの嫌な予感は的中した。

姿を表したのはアーサーへの忠誠を貫き通した十一人の騎士たちだった。これが僕たちの選択だ。次々に起動されるドライバ。君たちが彼の敵になるのであれば、僕たちは君たちの敵になる。僕たちの王は、いまも、昔も、これからも、彼ひとりだけだ。

対峙する想い。話をするだけ無駄よね。ミレンが天高く掲げた槍。各員に告ぐ。それぞれの想いをぶつけなさい。訪れる緊張。大丈夫、私たちは強い。だって、あの人が選んだ私たちなんだから。王を守る騎士として、恥じない戦いをすればいいだけよ。

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0人目:マーリン

0人目

君の相手は僕がするよ。ライルが大剣を構えると同時に目にも止まらぬ速さで薙いでみせたアサナ。一度アンタとは、戦ってみたかったんだ。体勢を崩しながらも、その攻撃を弾いたライル。アンタの話は聞いてたよ、随分と古い付き合いなんだってな。

僕はただ、彼に幸せになってほしいだけです。それはアーサーの幼き日を知っているからこその想い。杖に集積された風は荒れ狂う。だったら、俺は俺の幸せのために、アイツを殺すだけだ。ライルを縛り続ける鎖、それがいまも彼のすべてだった。

続く攻防。力任せに振られる大剣をいなした風。そして、風が解いた大剣を握るライルの右手。僕の勝ちです。振るわれる杖。次の瞬間、流れ出す赤い血。悪いな、武器はこれだけじゃないんだ。アサナの体を貫いたのは、ライルが手にした銃輪だった。

僕は彼の力になれたのでしょうか。膝をついたアサナは問う。あぁ、アンタは立派だったよ。ライルが投げた労いの言葉。アンタがいたから、みんながここにいる。それはきっと俺も同じだ。こうして、始まりの0人目は9人目によって敗れたのだった。

1人目:トリスタン

1人目

リオの前、立ち塞がったミレン。やっぱり私とあなたは、同じ道を歩むことは出来ないみたいね。無言で太ももの小刀に手を伸ばすリオ。さぁ、最後の戦いを始めましょう。この戦いは彼の為であり、彼の為じゃない。そうよ、彼を想う私たちの為に。

リオが周囲へと投げた小刀、そして展開された亜空間フィールド。そして生まれたいくつもの人影。そのすべてがリオの姿へと変わる。そして複数のリオは一斉にミレンへと襲い掛かる。私を誰だと思ってるの。あなたの戦い方は、すべて把握してるわ。

でも、腕をあげたわね。そこに存在していた無数のリオ。削られるミレンの体力。次で最後にしましょう。あえて受けた一撃。見つけたわ、本当のあなたを。一撃を受けていたのはリオも同じだった。どうして、わかったの。副官として、当然じゃない。

息をあげながらも倒れたミレンを見つめるリオ。最後までリオが袖を通すことのなかった新しい隊服。だけど、私たちは同じなのよ。道は違えど、あの人の為に精一杯戦ったんだから。1人目は倒れ、11人目は喜ぶことの出来ない勝利の中にいた。

2人目:ガレス

2人目

じーさん、俺たちがアンタらと戦う意味はねぇ。だから引いてくれ。ギンジはブラウンと対峙していた。あの頃の、力まかせの少年が嘘のようだ。随分と大きくなったのだな。少し嬉しそうなブラウン。だがな、私たちには君たちと戦う理由があるんだ。

剛と柔。ぶつかるふたつの力。己の力を過信するな。それはかつての教え。そして、劣勢なのはギンジだった。どうして、俺が押されるんだ。答えるブラウン。私には迷いがない。君には迷いがある。戦場に迷いを持ち込むな。それがいまの教えだった。

なにを迷っている。防戦一方のギンジ。わかってる、わかってるよ。やりきれない想い。君が正しいと思うのなら、私を倒し、そして進めばいい。武器を手にしたのならば、その覚悟をみせてみろ。戦場に迷いを持ち込むな、それは最後の教えとなった。

ありがとうな、じーさん。ギンジは倒れたブラウンへ背を向けていた。そう、それでいいんだ。振り返らずに、真直ぐ進め。唇を噛み締めるギンジ。あぁ、俺には迷ってる暇なんてないんだ。こうして、2人目は戦場で青年に未来を託したのだった。

3人目:ベディヴィア

3人目

いつかのように、ぶつかり合う炎と炎。あなたは私にとって、ライバルであり、友でした。アカネと対峙したレオラ。そして、最後は敵です。だけど、俺はいまでも。アカネの言葉を切り裂く銃剣。私は、私の想いを信じる。さぁ、全力で勝負です。

覚悟の宿ったレオラの瞳。そしてアカネは説得を止めた。レオラの剣圧が圧倒する。やっぱり、強くなったんだな。だが、返されたレオラの言葉。あなたの炎はそんなものじゃないはずです。そう、確かにアカネの火力はいつかと比べ格段に落ちていた。

だが、その理由を語ることなく応えるアカネ。これが本当の俺だ。だが、その言葉は嘆きではなかった。それでも俺はここへ来た。だから、ここで引くわけにはいかないんだ。生じた大きな爆発。煙が止むと、そこには地に膝を着いたレオラがいた。

レオラの想いは、きっと伝わってたよ。アカネがかけた優しさ。そしていつかのように抱きしめる肩。ありがとうございます。俯きながら溢した言葉。敗北を認めた3人目は、涙を必死に堪えていたのだった。大好きなあの人を、よろしくお願いします。

4人目:パロミデス

4人目

せっかくなら、可愛い子がよかったな。アミラスが溢したため息。安心しろ、たっぷり可愛がってやるからな。ローガンが放つ砲撃。始まった戦い。いくら火力が高くても当たらなきゃ意味ないって。アミラスは半目のまま、その砲撃をかわしてみせた。

止まることなく吐き出される砲撃。アミラスはローガンの間合いに踏み込むことは出来なかった。随分と必死だね。アミラスの挑発。仕事に私情を挟むなんて、ナンセンスだよ。ローガンはこう答えた。これは仕事じゃない、俺の意志で戦っているんだ。

意志の強さは強い。だが、それでも覆すことの出来ない純粋な力強さ。悪いね、こうみえても僕、君の何倍も生きているんだ。覆すことの出来ない実力差。でも、ここまでてこずると思わなかったよ。ちょっとだけ、見直した。だけど、もう終わりだよ。

銃砲を支えに、膝をつこうとしないローガン。どこにそんな力が残ってるんだよ。アミラスには理解出来なかった。ここで倒れでもしたら、ボスが帰ってきたときに顔向け出来ないからな。4人目は最後まで膝をつくことなく、瞳を閉じたのだった。

5人目:ガウェイン

5人目

ここはお遊戯会じゃないんだ。フェリスを前に、アストは槌を構えようともしなかった。私は確かに子供だよ。そして変わるフェリスの表情。だけどね、私だって騎士のひとりなの。振り上げた大きな銃斧。だから、覚悟するのはあなたの方なんだよ。

フェリスの一撃は、油断していたアストの体勢を崩すには十分だった。前言撤回だ、全力でやらせてもらう。体勢を立て直したアストが構えた鎚。ぶつかるたびに響きわたる重厚な金属音。フェリスはその小柄な体を活かし、アストを翻弄するのだった。

だが、それでもフェリスは幼い少女。乱れる息、流れる汗、もつれる足。もう止めておけ。アストが差し出す掌。オマエは十分に戦った。だが、その手を取ろうとはしないフェリス。まだ、戦える。それなら、ちょっと眠ってな。アストの拳は放たれた。

瞳を閉じていたフェリスの顔は喜びにも似ていた。きっと、夢を見ていたんだろう。最愛のパパとの出会いの日を。そして、5人目の幼い少女が夢に見続けていた日。最愛のパパとの再会の日を。パパ、私は最後までパパの立派な騎士だったんだよ。

6人目:ユーウェイン

6人目

女王さまが、前線に立つだなんて立派なもんだな。ロアは鎌を構えながら口にした。あなたたちの王さまだって、前線に立っていたでしょう。対するユカリも鎌を構えていた。あぁ、そうさ。俺たちの王さまは、いつだってその体で戦っていたんだ。

対峙した常闇の死神と目覚めた獅子。ここで会ったからには、俺たちは敵同士だ。互いの鎌が狩りとろうとするのは、互いの想い。これでもね、私は彼を尊敬していたのよ。女王が述べた、かつての王の在り方。だから、いまの彼を許すことは出来ない。

あいつのことがわかるなら、あいつがなにも考えずにあんなことすると思うのかよ。問うロア。思わないわ。否定したユカリ。だけど、彼は神へ加担した。それは揺るがない事実。私はそんなに大人じゃないの。その復讐心は、獅子の咆哮を切り裂いた。

こんなことになるなら、もっとまともに鍛練しとくんだったぜ。ユカリの前、すでに力を入れることすらままならないロア。あんたに殴られちゃ、あいつも目を覚ますかもな。こうして、6人目もまた少女に未来を託したのだった。ありがとな、ボス。

7人目:パーシヴァル

7人目

久しぶりの勝負だな。人差し指を支点に回された二丁の銃。対するは光輝く大剣。対峙したランとヒカリ。お前はなんとも思わないのかよ。ランの挨拶代わりの銃弾。アイツは、お前の兄貴なんだろ。銃弾を弾いたヒカリ。だからこそ、私は止めたいの。

なにか、事情があってあんなことしたと思う。だから、きっとみんな理解してくれると思うの。ヒカリはアーサー処刑組にいながらも、アーサーを信じていた。世の中、そんなに甘くねぇよ。ごめんなさいで済む話なら、いま俺が立ち塞がってねぇって。

ヒカリを追い詰めるラン。俺は無駄に生死の境を彷徨っちゃいないんだ。距離が離れれば銃弾を撃ち込み、近づけば銃の刃で切りつける。そして、ヒカリのこめかみへと突きつけられた銃口。だけどさ、どこの世界にボスの妹を殺す馬鹿がいるんだよ。

ランの油断が生んだ隙、そして両手は銃を離していた。ありがとう、ランさん。ヒカリが述べた感謝。どういう意味か、聞かせてもらおうか。私の兄のことを、想ってくれたことだよ。7人目はニヤリと笑う。やっぱり、アンタらには勝てねぇわ。降参。

8人目:ケイ

8人目

キミみたいな綺麗な女性の相手が出来て嬉しいよ。ポストルがしならせた蛇腹剣。私は嬉しくないわ、いまどきロン毛の男なんて気持ち悪いわよ。ヒルダが引いた弓。ご忠告、ありがとう。一瞬にして詰められた距離。素直なキミのことが気に入ったよ。

誰かみたいなこと言わないで。慌てて身を翻したヒルダは距離をとる。ポストルの蛇腹剣が届かない場所へと。だが、それでも伸び続ける刃。ヒルダの放つ矢はことごとく避けられ、傷を与えることは出来なかった。まだ、逃げる力が残っているのかな。

立ち止まったヒルダ。この声が届きますように。天へ放つ想いを乗せた矢。王への遺言かな。歩み寄るポストル。許して、私の負けよ。ポストルへと抱きつくヒルダ。なんて、私は可愛い女じゃないの。そして天へと放った矢は涙のように降り注いだ。

地上へと降り注ぐ無数の矢。それは、倒れたヒルダに覆いかぶさったポストルの背中へも。ボクはキミが羨ましい。誰かの為に命をかけられるなんて。だが、ヒルダはそれを否定した。私はね、そんなに可愛くないの。それが8人目の最後の言葉だった。

10人目:ラモラック

10人目

まだまだ、こんなもんじゃないよ。オリナが振り回す二対の棍。私だって負けないんだから。ミドリが振り回す大きな棍。ふたりは戦いの中にいた。楽しそうにも見え、辛そうにも見える。ふたりとも、互いの感情を戦うことで上書きしていたのだった。

ミドリは葛藤していた。アーサーが世界の敵であること。そして、アーサーがミドリの大切な人たちの大切を壊している事実。私だって、アーサーさんを処刑したいわけじゃない。だけど、私たちが止めなきゃ、他に誰がアーサーさんを止められるの。

その言葉が聞けて安心したよ。だが、オリナは知っていた。アーサーのすぐ側で活動してきたからこそ、アーサーの処刑に意味があるということを。だからこそ、アーサーを渡したくはなかった。最後の力を振り絞ってでも、決して渡したくはなかった。

砕けた二対の棍。そして、砕けなかったのは友情。オリナへ手を差し出すミドリ。だが、オリナはその手を拒んだ。最後まで、格好つけさせて欲しいと思って。アタシはボスと一緒に、世界の敵でいたいんだ。10人目はそれでも自分を貫いたのだった。

12人目:ブルーノ

12人目

きっと、これがオレたちだったんだ。銃鎚を構えながらアスルが漏らした言葉。誤解から生じた一度目の偶然を経て、共闘を果たした二度目の偶然。そして、互いの意志で対峙した三度目の必然。ふたりにとっては、簡単に悪戯とは呼べない運命だった。

少年だったふたりはもういない。水に愛されたアオトとアスル。互いの想いを乗せた軌跡を描く。本当は戦いたくない。本当は一緒に戦いたい。本当は友でいたい。本当は笑い合いたい。だが、それが許されないのもまた、悪戯とは呼べない運命だった。

愛され方は違えど、ふたりはアーサーから新しい始まりをもらっていた。そんな始まりの象徴であるワダツミとマラディザンドはぶつかり合う。道を違えたふたり。僕は彼の為にも、進まなきゃいけないんだ。先に地に膝をついたのはアスルの方だった。

アスルが右腕で隠した眼。アオトはそれがなにを意味していたか気づいていた。オレは、最後まで立派な騎士でいられたかな。かすれる涙声。アオトはそれを否定する。僕が必ず、最後にしないって約束する。12人目の3度目の運命は終わりを告げた。

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突如現れた応援

アーサーを信じ、アーサーの為に戦った騎士たちは敗北した。そして、アカネたちも決して無傷ではいられなかった。この先に待つであろう障害。それでも、俺たちは進むって決めたんだ。そして、そんな彼らの動きは大きな動きへと繋がるのだった。

俺も邪魔させてもらうぜ。後ろの扉からやってきたのはアマイモン。なんだ、オマエは無事だったのか。いつか対峙していたはずのライル。まぁ、そう簡単に負けられちゃ俺も困るからな。その言葉はアマイモンなりの皮肉交じりの喜びの言葉だった。

そして、アマイモンに続きやってきたのはアリトンだった。僕も待っているのは苦手みたいでさ。目を合わせた兄弟。もう、引くことは出来ない。だから、僕たちだけでも戦わなきゃいけないんだ。その瞳には大きな意志が宿っていた。少しでも、前へ。

少ないながらも揃った足並み。だが、次の瞬間フロアに響く爆発音。みんな伏せろ。それは塔の外側からの爆撃だった。開いた風穴。聞こえたアラート音。砂塵に浮かび上がるシルエット。そこには4つの人影が浮かんでいた。緊急事態発生みたいだよ。

エジィを引き連れたジャンヌ。それが2つ分の人影だった。ったく、みんな派手に暴れたんだね。そのみんなには、倒れた円卓の騎士たちも含まれていた。エジィ、まずは傷ついた人たちを外へ連れてったげて。いい、絶対に誰も死なすんじゃないわよ。

安心して、アタシはアンタたちの敵じゃない。ただね、もうちょっと器用にやりなさいよ。って、こいつの隣りでそんなこと言えないか。ジャンヌの横、そこにいたのは派手な爆撃の張本人だった。名前くらいは聞いたことあるわよね。そう、彼女が―。

イージスだ。自ら名乗ったイージス。そして更に隣にいたポタ。突如現れた六聖人のふたりを前に、驚きを隠すことの出来ないアカネたち。手荒な真似をしてすまなかった。緊急を要していたんだ。そして、ポタへも負傷者の搬送を命令するのだった。

説明してくれるんだろうな。ギンジの瞳は真剣だった。あぁ、すぐにわかるさ。イージスの一言。あぁ、もうちゃんと説明したげなさいって。頭を抱えるジャンヌ。いまのアンタたちじゃ分が悪い。アンタたちじゃ役に立たないって言ってんのよ。バカ。

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未来を描き変える急襲

まさか、六聖人のおふたりが出てくるとは思いませんでした。アカネたちの正面、音もなく現れたベオウルフ。つまり、あなたたちは、世界の決定に背くということでいいんですね。ベオウルフが掲げた右手。さぁ、未来を描き変えるとしましょう。

炎画神レオナルド

屠竜者の掛け声と共に現れた画神たち。世界は俺たちに描かせてもらおう。それこそが神の意思であり、世界の決定なのだから。空に描かれた絵が色付き始める。もう、変わらない。なにも変わらない。ただ、描かれた絵に従えばいいんだ。そこにこそ、生きとし生ける者が進むべき本当の未来が存在するのだから。

ベオウルフと共に現れた六人の画神。彼らは立派に戦った。そう、いい駒だったよ。そう言い放ったのはレオナルド。誰のことを言ってるんだ。怒りで顔を歪ませたアカネ。だが、事実として、アカネたちの体力は先の戦いで消耗されていたのだった。

風画神フィンセント

いまの世界に私の居場所はなかった。だけど、いまならわかる。フィンセントが受け入れていた都合の良い犠牲。私を追放した意味を。世界の決定が私を許した。だから私は世界の決定に従う。あなたたちは世界の決定からはじかれた。私たちが描く未来に存在しない存在なのだから。ここで消えてもらうことにします。

フィンセントが地面へと放った弾丸。だが次の瞬間、弾丸はアオトのすぐ後ろから現れた。間一髪、かすかに血が滲む。下へ放たれたという現実が、次の瞬間、背後から放たれたという未来へと塗り替えられる。安心して、楽に死なせてあげるから。

ドライバを握りなおすアカネたち。だが、次の瞬間、ドライバは地面へと突き刺さっていた。この程度のこと、私にはなんの造作もない。サルバドールが浮かべたいやらしい笑み。そしてまた、六聖人であるイージスも表情ひとつ変えてはいなかった。

闇画神サルバドール

私が欲しいのは富と名誉。サルバドールはひげを撫でていた。そのためにも、邪魔な存在にはここで消えてもらわなきゃいけないのでね。だが、少しやっかいな人がいるみたいだ。見つめていたのは風聖人。絶対の力を持った私たちと、力比べをさせてもらおうか。決定者たちも、遠くで私たちを見ているだろうからね。

絶対防盾アマルテイア、展開。イージスの言葉に呼応する大きな盾。その盾はすべてを守る盾であり、未来を描き変えることなど許さない絶対の盾。お前たちは逃げる準備をするんだ。だが、その言葉に素直に従うことの出来ないアカネたちがいた。

水画神マルク

知ってるかな、君たちは僕らの手のひらの上なんだよ。マルクが描く未来。決定者の意思に逆らうことは出来ないんだから。未来へ進んでいるようで、進まされている。歩いているつもりで、歩かされている。偶然のようで、必然である。都合の悪い絵は塗り変えちゃえばいいんだ。そんな力を僕らは持ってるんだから。

マルクの筆から生まれる大量の化け物。切り裂くユカリ。だが、その化け物が消えることはない。消えたという現実、消えなかったという未来。いつまでも遊んでればいいよ、あはは。君たちじゃ、絶対に僕たちに勝てないんだから。それが未来だよ。

私の彩りをみせてあげるわ。突如、色の消えたヒカリの瞳に映る美しい花畑。綺麗でしょう、それがあなたの死ぬ未来よ。残酷ゆえに、綺麗な未来。幻なんかに惑わされないで。未来はこの手で変えられる。ヒカリを呼び戻したのはジャンヌの声だった。

光画神クロード

なぜ、世界の決定に背くのかしら。クロードが問いかけたのは聖人のふたりへと。あなたたちなら、わかっているはずよ。世界の決定に背くのが、なにを意味しているのか。真剣な表情の風聖人と睨みつける光聖人。アタシたちは聖人よ。わかっているからこそ、ここに来たの。だから、旗くらい振らせてもらうつもりよ。

だけど、残念です。退路という未来は消えましたです。そう、いつの間にか、この場所からの出口は消えていた。そして、ひとつだけ豪華な扉が存在している。この扉は違うです。あなたたちのような存在が、通っていいような扉じゃないのですから。

無画神パブロ

私は、ただ描くです。私に、意思はないです。ただ、決定に従うです。パブロが構えた筆。世界の決定に従い、邪魔な存在を排除しに現れた画神たち。どうか、綺麗な未来で会えるようにです。そして、一斉に描き出される未来。抵抗、無用です。大人しくしていて欲しいです。痛くしないです。でも、消えてもらうです。

さすがに庇いながらはしんどいわね。ヒカリたちを庇いながらも、3人を相手しているジャンヌ。アンタたち、どうにか上手く逃げなさいって。だが、出口のないこの場所に、もうひとりのよく知った顔が現れたとき、ジャンヌの表情は曇り始める。

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決定者に従う聖人、背く聖人

パブロが描いた扉から現れたのはラウフェイだった。イージス、ジャンヌ、あなたたちふたりは、世界の決定に背くことがなにを意味しているのかわかってのことよね。走る緊張。わかっているのなら、彼らのように従っていればいいだけのことよ。

ラウフェイに続き、その場に現れた4人。そのうちのひとりがダンテだった。あぁ、わかっていたさ、いつか貴様らが裏切るということを。イージスとジャンヌ、ふたりに共通していた「人間」の血。やはり、こういう選択になってしまったのだな。

少しだけ、面白くなってきたよ。ダンテの隣、そこにはヨハンがいた。世界の決定に背くのは、決定じゃない。例外行動を君たちは起した。いったい、彼らはそれをどう思うのかな。喜ぶのかな、笑うのかな、楽しむのかな、それとも、悲しむのかなぁ。

ヨハンの隣に立つシオン。そして、シオンは冷たい瞳をしているようで、悲しい瞳をしているようにも見えた。裏切りへの否定か悲しみか。言葉ひとつ発さない。ただ、自分の聖人としての責務を果たす為だけにここにいる、とでも言いたげな瞳だった。

深めにかぶられた帽子。シオンの隣のニコラスもまた、別の理由で感情を読み取ることは出来なかった。だが、帽子で隠し切ることの出来ない唇。少しだけ上がった口角がなにを意味しているのか。それはニコラスだけが知る、ニコラスだけの真実。

やぁ、六聖人のみなさま。まさか全員が勢ぞろいするなんて、さぞかし大変なことが起きているのでしょう。その声は、更に別の方角から聞こえた。そんな大切な場面なら、是非ともボクにも立ち合わせておくれよ。そう、新たに現れたのはロキだった。

お友達も連れてきたんだ。ロキの隣、並んで近づくのはメイザース。無様な存在が淘汰される瞬間を、この瞳に焼き付けておきたかったんだ。特に、そこのふたりのことをね。見つめた先にいたアリトンとアマイモン。これもまた、世界の決定なんだね。

そして、ロキはその言葉を続けた。もちろん、彼らも招待しておいたよ。どうしてもさ、ひとりだけは来てくれないみたいなんだ。だけどもう時間だから、みんなに紹介させてもらおうかな。開かれた空、降りる光。そう、彼らが「世界の決定者」さ。

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神才、始祖、――、聖神

わぁ、なんか知ってる顔がいるよ。決定者のひとりとして紹介されたのは神才マクスウェル。そして、彼女の翼として少し後ろで寄り添うように浮かんでいたオリジン。彼女がいるからこそ、この世界には科学が溢れ、そして発展していったんだよ。

マクスウェルの隣りにいたのは始祖リリンだった。そう、彼女が妖精と魔物の祖であれば、それは最も神に等しい存在だと言えるよ。世界の決定者になるには、十分すぎる理由さ。リリンはただ一言も発することなく、ただ目の前の事象を見つめていた。

そして、君たちは本当に運がいいね。ロキは紹介を続ける。そう、彼は創醒の聖者。近づけそうで近づけない、逃げられそうで逃げられない、その異様な佇まい。顔を曇らせたのはジャンヌとイージス。あぁ、君たちふたりのその顔が見たかったんだ。

最後にもうひとり紹介しよう。彼が例外の決定者さ。なびく金色の髪。みんなが会いたかったアーサーの登場だ。そしてアーサーは剣を天高く掲げた。俺が君たちへ、最後の決定を下そう。突き立てられた剣。あたりは金色の光に包まれたのだった。

ラウフェイ

ラウフェイは耳を澄ます。届けられる世界の決定。初めから決められていた時代の流れ。世界は何度も壊れ、そして修復されるたびに強くなる。そう、いまも昔も、こうやって私たちは世界を導いてきたのだから。それこそが、生きとし生ける者の最大の幸福だと信じて。犠牲のうえには、更なる未来が広がるものなの。

聖人会議長ラウフェイ

決定者たちがいつから存在していたのか、それは聖人会議長であるラウフェイですらも知らない。だが、誰が世界の決定を下しているのかは知っていた。創醒の聖者と、そのすぐ下に位置する2人。裏切り者の1人。そして、新たに生まれた例外である4人目の決定者。私は知りたい。新しい決定者が生まれたその意味を。

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