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Divine Gate -ディバインゲート- 攻略データベース

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ユニットストーリーまとめ【ユカリ・魔界中心】

簡易年表

  • かつて

    かつての聖戦

    • オベロン(精王)とヴラド(魔王)、神になろうとする
    • 禁忌を犯し、世界から弾かれる
  • 幼いころ

    魔界にて

    • 仲良しだったユカリとヴァルプルギス
    • ユカリが常界へ堕ちる

    ユカリ、幼いころの記憶を忘れる

  • 冒険開始

    聖なる扉を目指して冒険へ

    シャドウが加わる

    ユーウェインと交戦

    ムラクモが加わる

    • 創りだしたのは失恋したヘンペル

    キョウがユカリを迎えに来る

  • 魔界

    夜汽車に乗って魔界へ

    ファティマから、ユカリが魔女王になることが告げられる

    魔界にてヘグニと交戦

    • オズが呼び出した
    • ヴァルプルギスが撃破される
    • ユカリ、幼き日の記憶を取り戻す
    • ムラクモが撃破される
    • シャドウが闇に還り守護化

    オズの力で北欧神が弱体化

    ヘグニを撃破

  • 黄昏の審判

    ユカリ、魔女王に就任

    • ロメオが外から様子を見届ける

    聳え立つ塔にて扉の君封印

    天界に宣戦布告、聖戦開始

  • 闇魔女王

    オベロン、コスモが魔界陣営に加わる

    ヴラドが復活、天界陣営に加わる

    棺に入ったシラユキが何者かから届く

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ユカリとその仲間たち(~No.593)

ユカリ

ユカリ

少女は夜が好きだった。訪れる静寂、紫色に染まる街、暗く深い「闇」に包まれていた。夜を、闇を愛するユカリと呼応するかの様に現れた鋭い刃を持つ鎌型ドライバ【アビス】を手にした時、浮かび上がるのは闇夜を切り裂きながら進む死神の姿。それは小さな死神、か細い死神、だけど間違いようのない、死神の姿。

鎌士ユカリ

【アビス:セカンド】を振りかざし、聖なる出口<ディバインゲート>へと闇雲に道を切り裂く。それは「闇」を包む者としてではなく、探し物を見つける為に。幼き日の僅かに残された記憶、闇に包まれた世界。その正体が知りたかった。真実へ近づき始めた頃、ユカリの足元に導かれたように闇猫が寄り添った。

闇鎌士ユカリ

闇を司る精霊はユカリを優しく包み込み、探していた過去に触れた。私と同じ匂いがする、と。それは喜ばしくも、悲しくも、堕ちた者への烙印。小さな死神は【アビス:サード】を掲げ、魔界<ヘリスティア>へ反旗を翻す。闇へと堕ちる悲劇の連鎖を止める為に。だけどまだ、彼女は憎しみの闇に捕われたままだった。

常闇鎌士ユカリ

魔界<ヘリスティア>の外れ、闇夜に浮かび上がる死後郷<エリュシオン>。向き合う心の闇、抱いた憎しみ、無くした過去を問う。捕われた闇を包み込めた時、ドライバは【アビス:オロチ】へと生まれ変わる。今もまだ「闇」を包む者として審判の日へ向かう。だけどユカリは、抱いた闇こそ人間らしいと愛せていた。

200万DL記念・その5

少しだけ知ることが出来たのは、探していた過去。だけどまだ、不確かな記憶、それは幼き日を共に過ごした友達との約束。堕ちたからこそ、出会うことが出来たのに、それでも少女は、未来へと向かう。愛らしい抱いた闇と共に、聖なる扉へと。

一緒に旅する精霊王

シャドウ

魔界<ヘリスティア>へと初めて堕ちた存在、闇を司る大精霊シャドウ。一度堕ちた存在だからこそ、闇の起源<オリジン>となり、そして産まれた闇の力。誰よりも深い悲しみを知る彼女は、皆が安らげるよう、安心して眠れるようにと、優しい夜を生みだした。その夜は、やがて訪れる堕ちた鎌士を癒せるのだろうか。

闇精王シャドウ

闇を包んだ少女を案じ、選んだのは自ら再び堕ちる道。かつて過した深い闇に包まれし死後郷<エリュシオン>、その中で行われた闇と闇の共鳴<リンク>は闇精王へと生まれ変わらせるのには十分だった。シャドウの生む夜を愛し、そしてその夜に包まれ眠る少女を見て、自分の産まれた本当の意味に気付かされた。

ラウンジでの乱戦

コスモ

今宵もお楽しみのショータイム。コスモは杵型ドライバ【マレット】をステッキに見立て、おどけてみせた。プラネタラウンジに流れ着いた放浪者を持て成す支配人こそが今日は主役。目にも止まらぬ速さで振られるダイス、示された6の数。生き残った6人の勝者と笑みを浮かべる支配人が、全てを物語っていた。

多元嬢コスモ

日夜繰り広げられるショータイム、それはただのエンターテイメント。勝者にはこの世の栄光を、敗者にはこの世の絶望を。全てを超越した多元世界のお嬢様は自分こそがルール。【マレット:セカンド】を振りかざすコスモ、今宵、支配人は支配者へ。巻き込まれたデスゲーム、ダイスが決める未来。サイは投げられた。

ムラクモ

やっぱり一人が気楽でいいわ、死神は一人、ラウンジで休憩中。もしも退屈な時間をお過ごしならば、お相手をして差し上げましょう。投げられたサイ、始まったショータイム。示された「4」の枠を求め、名乗りをあげたのは癖の強い髪の悪魔、ハートの尻尾の悪乙女、そして無言で手を上げた【ムラクモ】だった。

ムラクモ:オロチ

オマエは罪な女だな、悪乙女へと鎌を振る闇刑者。あらあら、アタシはもっと罪な女よ。闇刑者へと杵を振る多元嬢。……。無言のまま死神へと襲いかかる自律兵器。私の時間を返してもらえるかしら、悪い夢なら魅せてあげるわ。その全てを薙ぎ払う死神。悪夢の曲芸は過ぎ去り【ムラクモ:オロチ】は目を覚ました。

▼ラウンジでの乱戦の参加者

ダークエッジ

誰よりも死刑執行人<エクスキューショナー>への憧れが強いダークエッジ。昇格試験も残り僅かたったの8人。訪れた常界<テラスティア>の死刑執行に衝撃を受け、以来、黒衣の中に好んで着るボーダー服。それが処刑される側だったということすら忘れてしまう程の衝撃は、人間の残酷性と共鳴<リンク>したから。

ダークサイズ

フードを外し現れた癖の強い髪、気にしていたその癖も恥ずかしくなくなったのは、自分だけが他の生徒とは異なる特別な闇の鎌型ドライバ【ダークサイズ】と名前を手にしたから。次に与えられた昇格試験、6日以内に6人を6回殺すこと。まずはその言葉の真意を知ることから、次の試験はもう、始まっていた。

闇刑者ダークサイズ

次なる昇格試験の真意に触れた時、その手は震えていた。一つ、対象の心を殺す、二つ、対象の世界を殺す、三つ、対象を殺す、四つ、対象を知る者を殺す、五つ、対象の記録を殺す、そして、六つ、対象を殺した者を殺す。完了する6回の殺し。自らの命を6回絶つことと引き換えに、ダークサイズは闇刑者となった。

プチバス

そんなにひとりの夜が怖いのなら、私が一緒に眠ってあげる。月が照らす夜の狭間、窓が開けばそこには悪戯に笑う闇の妖精プチバスの姿が。浄化され、妖精になろうとも、忘れることのない、見る者全てを魅了する小悪魔な笑顔。彼女は悪魔か妖精か、その答えは一晩共に過ごせばわかるだろう、朝を迎える頃には。

サキュバス

もっと私を求めていいのよ、近づく唇、感じる吐息、香る色気、艶やかな髪、触れ合う肌、繋がれた小指、それは大人になったサキュバスの姿。気が付けば寝室へ、大人な夜を連れてくる。共に朝を迎えた者は皆、口を揃えたように言う、彼女は天使のふりした悪魔だと。だけど、その夜は、間違いなく天国だったと。

悪乙女サキュバス

終わってしまったショータイム、命懸けの戦いは彼女を悪乙女へと。そろそろ、天使のふりは止めちゃおっかな。片目を閉じた無言の合図は多元嬢へと投げられ、そして一人、天界<セレスティア>からの救いの手を振り切り、自らが生まれた魔界<ヘリスティア>へと。サキュバスは歪な平和より、正常な混沌を選んだ。

頭が良くて、頭が悪い、闇の天才

カタリナ

笑顔の絶えない永遠郷<シャングリラ>に位置した光の美浴室にて、カタリナは光の祝福に包まれていた。続く争いの最中、ひと時の休息、彼女にとってはこの上ない至福の時。そんな彼女だけの時間に訪れた、予期せぬ来訪者。紫色のバラの花束を抱えた男性、すかさず投げつける桶。彼女には、何の悪気もなかった。

光の美女カタリナ

カタリナが光の美女へと成長を遂げた頃、よく目撃していたはずの男を見かけることはなくなっていた。目が合えば頬を赤らめ、そしてすぐに姿を消していた一人の男。ただ、彼女はそんな男に一度も話しかけられたことはなかった。最後に見たのはいつだったか。辿った記憶、最後の場面は、浴室の湯気でぼやけていた。

美浴室カタリナ

訪れたのは、優しい光に包まれた浴室。待ち構えていた光の美女は、ただのんびりと日向ぼっこをしていた。彼女には何の悪気もなかった。ただ、時として悪気のない行為が、結果として大惨事になることを、彼女は後になって知るのだった。

ヘンペル

浴室に住まう光輝く美の妖精に恋破れ、彼の心は穴が空いた。だったらいっそ、心などいらない。ヘンペルと呼ばれた天才は、心の臓を失くした。そして、その空いた穴に、自らが開発した義臓型ドライバ【ヘルツ】を埋め込み、逃避した先は常界<テラスティア>の海岸線。そんな彼に、ひとりの男が手を差し伸べた。

闇才ヘンペル

差し出された手、招かれた世界評議会。与えられた研究施設と膨大な開発資金。繰り返されたのは、負の感情による闇の力の増幅実験。闇才となったヘンペルは、それが天界の脅威になると知りながら、あえて外しやすいリミッターを用意した。全ては、上位なる存在の為に。創り物の、【ヘルツ・リューゲ】を捧げた。

漆黒研クインテセンス

日夜繰り返されていた闇の力の増幅実験。漆黒研クインテセンスを含むこの立ち入り禁止区域の周りには、無数の抜け殻が転がっていた。全ては悪しき闇への探求の為。失意の天才へと与えられたこの施設で、声にならない悲鳴がこだましていた。

被験体411、左腕に貼られた番号。天才にとって、同族であることなど、何の意味もなさなかった。最愛の女性から受けた拒絶が、今も彼の創り物の心を苦しめる。なぜ私じゃダメだったのでしょうか。少し頭の悪い天才は、被験体での実験を続けた。

増幅された闇の力が自立型ドライバの稼働を加速した。もっと、もっと、もっと、止まらない欲求、止まらないペン、あっという間に書きあがる起動実験のレポート。だけど、それほどの天才でも、恋の方程式を紐とく頭脳は持ち合わせていなかった。

恋に敗れた天才にとって、この統合世界に存在理由など求めなかった。手を引いてくれた方へと捧げた創り物の心。全ては上位なる存在の為に。天才へと告げられた新たな研究、それは二文字の合言葉。たった二文字で、彼は全てを理解していた。

聖暦の天才II

あぁ、どうか神様お助けを。闇才は痛まない胸を痛ませていた。君にイイものをあげよう、神様からの贈り物だよ。そして闇才に手渡された【オリジン】の設計図。これを元に、創ってごらん。そして闇才は第五世代自律兵器型ドライバの開発を始めた。

自律の鼓動V

頭の悪い天才が創り物の心で創りあげた自律兵器は、本来上位なる存在へ献上され、そして一人の少女の命を奪うはずだった。だが、想定外の強さを見せた少女により、再起動<リブート>がかかり、そしてエレメンツハートは稼動したのだった。

冷静沈着な自律の心を掻き乱したのは異なる二つの鼓動だった。泣き叫び、助けを乞う鼓動に、それを嘲笑う楽しげな鼓動。一度も出会ったことのない二つの鼓動は、自律の心から離れようとしなかった。それは一体、何を意味しているのだろうか。

プチオラ

天界<セレスティア>の海岸線、彼女はそっと、耳打ちをした。彼女にとって、それはちょっとした悪戯。だけど、それはひとりの天才の心に穴を空けてしまうほどの悪戯。時に、愛は憎しみへと変わる。まだ、花開くことのない妖精プチオラは、すれ違ってしまった恋によりもたらされる災いを、知る由もなかった。

ビオラ

男女のすれ違いが、こんなことになるなんて。天界<セレスティア>へと向けられた悪意を前に、自らの悪戯を精算すべく、常界<テラスティア>の闇才の元へと急いだのは、少しだけ大人になった花の妖精ビオラ。彼女は自らの悪戯を悔み、そして、大人の男女の恋のすれ違いによる恐ろしさを、この時初めて知った。

不夜城に住まう幼馴染

不夜城ナイトメア

魔界<ヘリスティア>の最果ての地、そびえ立った不夜城ナイトメアの子供部屋、泣き疲れた少女がひとり。探していた友達との再会は、少女を失意の底へと突き堕とした。暴走した魔の女王は、常界<テラスティア>へ向け、大切なストールを翻した。

ヴァルプルギス

ねぇ、どこにいるの。私をひとりにしないで。ずっと一緒だよって、約束したじゃない。魔界の最果ての地、初めての友達を探して彷徨う少女がひとり。友達とお揃いの、紫色したストールを握りしめて。出会いは突然に、そして、別れも突然に。ヴァルプルギスは【サヴァト】と共に、初めての友達を探し続けていた。

魔女王ヴァルプルギス

なんで、私がわからないの。私のこと、忘れてしまったの。ずっと一緒だって、嘘だったの。友達なら、私がいるよ。私だけの、友達でいてよ。そっか、みんな、殺しちゃえば、いいんだ。そしたら、世界は、私と、あなたと、ふたりだけの世界ね。ヴァルプルギスは【サヴァト・メア】と共に、魔女王の力を暴走させた。

キョウに連れられて不夜城へ

キョウ

幽閉されていたのは堕ちた獣、キョウ。そんな彼には、自由と引き換えにとある約束が提示されていた。闇を包みし少女を、魔界にそびえ立つ不夜城まで連れて来なさい。提示者は約束された未来のその先の幻を奏でてみせた。既に審判の結末のその先を見据えた者達は動き出していた。そして彼は、約束を交わした。

闇拘獣キョウ

アンタのこと、連れて来いって頼まれてんだ。闇拘獣キョウは探し求めていた闇を包みし少女へと手を差し伸べた。攻撃姿勢をとったのは大蛇の名を関した自律兵器、不安な表情を浮かべたのは闇精王。お迎えにしては、ちょっと乱暴ね。闇を包みし少女は落ち着いた姿をみせたまま、差し出された手を見つめていた。

ユカリの周りのユニット

ユーウェイン

自らの手で奪ってしまった親友の未来、その償い、形見である銃鎌型ドライバ【ロディーヌ】と共に生きることを決めたユーウェイン。一旦前線から退き、自由気ままに気の向くままに過ごしていたが、その胸に秘めた眠れる獅子を解き放たんと、ボスにより機関に招かれた。眠れる獅子が目を覚ます、その日は近い。

聖銃士ユーウェイン

常闇の死神が大鎌を振りかざす。奈落の大蛇の名の前に、目を覚ました眠れる獅子、聖銃士へと目覚めるユーウェイン。亡き親友の想いを胸に発動させたリボルバーシフト、【ロディーヌ:リボルブ】が闇を切り裂き炎を燃やす。それは獅子奮迅の如く、気高き獅子があげた、二度と会えぬ友へと向けた、目覚めの雄叫び。

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不夜城で触れた過去(~No.772)

ユカリ、魔界へ

ラティーナ

自由と引き換えの約束を果たそうとする堕ちた獣と、闇を包んだ少女達の前、深く暗い紫から現われたのは、鎧型ドライバ【アッピア】を纏った第零世代人型ドライバ【ラティーナ】だった。アナタヲ、セイナルトビラヘ、ツレテイク。丁度良かったわ、その汽車、乗せて行ってもらえるかしら。少女の瞳に闇が見えた。

闇番人ラティーナ

シケンノ、トッパヲ、ミトメマス。【アッピア:ドゥーエ】とその闇を引き裂いたのは奈落の大蛇だった。セイナルトビラヘ、ムカイマス。告げられた行き先。違うわ、魔界へ向かって頂戴。遮った行き先。闇を包んだ少女は、聖なる扉の真実ではなく、幼き日の約束を果たそうと、自らの失くした記憶を求めていた。

新たな魔界の女王の即位、そして思い出す過去

炎魔将ヒメヅル

赤い月の昇る夜、不夜城の女王の間、そこには懐かしい友の姿があった。一人は赤き女王に、一人は炎の魔将に、各々の道を進んだ少女達の再会。集まった六魔将、そして戻ったばかりの六色の女王を前に幻奏者は告げる。幼き魔女王に代わり、この魔界<へリスティア>を統べる新たな女王の名を、常闇の死神の名前を。

ロメオ

赤い月が昇った夜、ロメオは短剣型ドライバ【マキューシオ】を腰に携え、背の高い木の枝から女王の間を覗き込んでいた。その日不夜城に起きた一つの改革、新たな歴史の始まりの瞬間を見届けた彼は、そのまま魔界を後にした。だけど、そんな彼は自分に数多の銃口が向けられていたことに、気が付いてはいなかった。

ヘグニ

闇の竜は刃へと姿を変え、そして生まれた神刃型ドライバ【ダインスレイヴ】を手にしたヘグニは我侭に振舞う。ちょっと、私の椅子はどこよ。天高く聳えた塔の最上階での出来事。この塔では王様にのみ椅子が与えられるのさ。そうはぐらかした仮面の男の奥、唯一の椅子には、虚ろな目の堕ちた王が腰をかけていた。

闇神ヘグニ

だいすき。やっぱりだいすき。ずっとだいすき。いつまでもだいすき。それは一瞬の出来事だった。椅子を求めた闇神ヘグニが赴いた魔界の不夜城の女王の間、大好きな幼馴染を守る為、力を出し切った幼き魔女王。嫌よ、悪い夢よ、これは夢なのよ。全てを思い出した闇を包みし少女は、紫色のストールごと抱きしめた。

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魔女王の誕生と聖戦

だいすき

黄昏の審判:序章

今日もあの子が泣いていた。昨日もあの子は泣いていた。明日はあの子に笑ってもらいたい。どうして、あの子はいつも一人なの。堕ちたからとか、人間だからとか、そんなの私は知らない。だって私は、泣き虫なあの子のことが、だいすきなんだから。

黄昏の審判:闇の軌跡

失くした記憶の在り処、その存在そのものが堕ちた者への烙印だった。そう、少女は堕ちたのだ。ただ一つだけ、少女には例外が存在していた。誰が堕ちるのは魔界へだけだと決めたのだろう。魔界で生まれ、常界へと堕ちるということを考えもせずに。

今日もあの子が来てくれた。昨日もあの子は来てくれた。明日もあの子は来てくれるかな。目の前で散った魔女王。思い出される記憶。少女は魔界で生まれ、常界に堕とされた。そして決める覚悟の刻。だって私は、あの子のことが、大好きなんだから。

怒りに身を任せた少女の振るう鎌は空を切り裂く。まるで刃の立たない闇神。そんな時、闇に溶けた少女の影。あなたの闇は、私が包むから。闇精王が選んだ道は天界ではなく、堕ちた少女と共に生きる道。そして少女の影となり、寄り添うのだった。

戦いは終わり、赤い月は沈んだ。迎えた朝は魔界の新たな歴史の始まり。訪れた観測者に、少女は視線を投げ返す。いつかあなたを、世界から弾くことになるわ。それでも少女は視線を投げ返す。少女が立ち会うことなく、黄昏の審判は終わりを告げた。

闇魔女王ユカリ

終焉を迎えた黄昏の審判、平穏を取り戻した統合世界。だが、それは束の間の平穏だった。新たに即位した魔界の女王は大好きな幼馴染を抱きしめていた。あなたと私は、二人で一人。闇魔女王ユカリが口にした宣戦布告。神へと加担した歪な平和を壊す為に始まるのは、魔界と天界の聖戦。そうよ、戦争を始めましょう。

黄昏の審判:闇の軌跡

平穏に包まれた常界で開かれた新生世界評議会の会議の場に送り込まれた魔界代表はそっと一通の手紙を読み上げた。それは天界に対する宣戦布告。黄昏の審判を引き起こした神々と通じた罪人達への報復。全ては、大好きだった、あの子の世界の為に。

魔女王を見つめる者

ファズ

もっともっと、過激に歪ませようよ、じゃなきゃ見ていてつまらないよ。調聖者・ファズに与えられた力は世界を激しく歪ませる力。だが、もちろんそれは必要な時にのみである。いつまで僕はここにいればいいのかな。覗き込んだ世界に刺激され、少年は今にも飛び出して行きそうだった。早く、遊びたいだけなんだよ。

闇調者ファズ

うん、いいよ、そういう考え、いいと思うよ。闇調者ファズは不夜城での議決の瞬間を覗き込んでいた。もっとだよ、もっと歪ませていこうよ。足元に転がった自立型ドライバ【ゲイン】を強く踏みつける。それでこそ、世界だよ。これから起きる大きな歪みに心を躍らせる少年は、いてもたってもいられなくなっていた。

黄昏の行方V

あー、マジでイラつくわ。闇の神は二人の少女を思い出していた。今、あの椅子には片っぽが座ってるね。遠くから眺めていたのは魔界に位置する終わらない夜の城。でもいいわ、希望を失った王は、神に縋るしかなくなるのよ。だから、希望を奪えば。

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聖戦の行方(~No.1025)

聖戦に揺れる魔界

300万DL記念エリアI

炎魔将は幼き頃を思い返していた。いつも隣にいた少女は、大人になった今も隣にいた。どうした、悩み事か。赤の女王は問いかける。私達以外に、もう一人いた気がするの。何故か思い出すことの出来ない一人の少女は、確かに美しき炎を灯していた。

300万DL記念エリアII

水魔将は闇魔将と共に闇魔女王の警護にあたっていた。私達の世界を作る為よ。自分達の閉じた世界を作る為、彼女は刀を構える。閉じた世界で、永遠に愛し合う為に。くだらない戦争なんて、さっさと終わらせてしまいましょう。妹の手を握り締めた。

300万DL記念エリアIII

風魔将はふと空を見上げた。あぁ、今日も風は笑っている。そんな彼の真上に突如として人影が。そしてその影は瞬く間に彼の頭上へ。次の瞬間、彼は押しつぶされていた。悪いな、クッション助かったよ。空から降ってきたのは時を廻る配達人だった。

300万DL記念エリアIV

光魔将が過ごしたのは旧友との時間。君も戦争へ参加するのですか。そして旧友の答え。俺は、ハニーの為に生きると誓ったのさ。それは友情より愛情を選んだ結果。ならば君を殺めなければなりません。だが、彼は旧友に逃げる時間を与えたのだった。

300万DL記念エリアV

闇魔将は水魔将と共に闇魔女王の警護にあたっていた。私達の世界を作る為ね。自分達の閉じた世界を作る為、彼女は刀を構える。閉じた世界で、永遠に愛し合う為に。くだらない戦争が、私達の二人だけの時間を奪っていくのね。姉の手を握り締めた。

300万DL記念エリアVI

無魔将が背負っていたのは偽の一文字。そんな彼の元を訪ねて来た懐かしき弟子の無刑者。おめぇは東で何を見た。そして答えたのは誠の一文字。次に会う時は、刀を交えることになるでしょう。そりゃ、楽しみだ。そして師弟は別々の道を歩み出した。

ディアブロ

魔界を代表して新生世界評議会の会議の場に現われたディアブロは口を閉ざしたままだった。魔界から天界への戦線布告に対し、未だ満足のいく回答を得ることが出来ない魔界。圧倒的に有利な戦力を揃えつつも、武力行使しない理由は不明だった。そして、そんな彼の元、水の悪魔と共に、神となった水の悪魔は訪れる。

世界評議員ディアブロ

現世界評議員のディアブロにとって、元世界評議会所属の研究者である水才は見逃せない存在だった。口を閉ざした水才の代わりに言葉を発する水波神。離れていった聖暦の天才達の末路。もう世界評議会はお終いさ。行方不明の炎才と闇才、教団所属の水才と風才、天界についた光才、残された天才は無才だけだった。

足りない「王」の存在

300万DL記念エリアVII

幻奏者は盤上の駒を眺めていた。何を企んでいるのかしら。そんな彼女に問いかけたのは闇魔女王。終わらない、幻想よ。そして彼女はクイーンを斜め前へ進める。この世界に、足りないものがあるの。そして手の平から出して見せたのはキングだった。

ダンテ

この世界は地獄か天国か。ダンテは常日頃考えていた。ある人にとっての地獄は、ある人にとっての天国であり、ある人にとっての天国は、ある人にとっての地獄である。その答えに辿り着いた時、三つ目のドライバが彼の前に現れた。そして勢揃いした自立型ドライバ【トリオ】の指揮を執り、聖人の道を歩むのだった。

炎聖人ダンテ

貴様の奏でる曲は何だ。炎聖人ダンテが現れたのは幻奏者の前。貴方ほどの人が動くとはね。だが、彼女は動じてはいなかった。聖人の椅子は退屈だったのかしら。質問に、答えろ。そして、この時彼は気が付いた。彼女の背後のある男の存在に。そういうことよ。また、この時、天界でもとある邂逅が果たされていた。

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決戦の日へ向けて(~No.1268)

六色の女王は美女との戦いへ

六色の女王の覚悟Ⅰ~Ⅵ

そう、彼女は待っていた。共に立ち向かう人間を。私は、何があっても戦い抜く。そして、日常に帰ってくるんだ。闇魔女王が返したのは厳しい視線。あなたは、友達と戦えるの。覚悟は、出来ている。赤の女王は動き出す。黒の森の軍勢を引き連れて。

空いたティーカップ、注がれることのない紅茶、ざわめく不思議の国の軍勢。溶けたのは角砂糖、残ったのは王位。私はね、早く甘い甘い紅茶を嗜みながら、クッキーをほお張りたいのよ。そんな我侭な敵意は、水も滴るいい女へと向けられたのだった。

それでも彼女は眠かった。深い、深い、眠りから目覚めた女王が歩まんとするのは、深い、深い、茨の道。この争いが終れば、今度こそいっぱい眠れるのね。そう言いながら、眠れる森の軍勢に守られた彼女は、浅い、浅い、眠りに落ちていくのだった。

0から始まった彼女の物語。主役は当然私よね。だが、どうやら彼女は主役ではないらしい。私を差し置いて、あなたが主役だなんて認めないわ。睨みつけた先は闇魔女王。そんな彼女へ返す言葉。いつの時代もね、最後まで生き残った一人が、主役よ。

争いから、何が生まれるのだろうか。紫の女王は避けられない日々を前に、遠き月へと歌を詠む。揺れる世界に昇る月が照らすのは、天か魔か。ようやく思い出したんですね。それは竹林に迷い込んだいつかの二人。幼き日の前魔女王と現魔女王だった。

どういうことかしら、私が怖くて逃げ出したのかしら。攻め込む先の無い白の女王。あなたは私と一緒に来て。そんな彼女に声をかけたのは幻奏者。まったく、趣味が悪いですわよ。それは幻奏者の後ろに立った一人の男に対して向けられた言葉だった。

六魔将は天候術部隊との戦いへ

魔将の刃Ⅰ~Ⅵ

決戦の日へ向けて鍛練を怠らない炎魔将の元を訪ねたのは赤の女王。共に幼き日を過ごし、そして大人として過ごすこれから。もう、あの日みたいに笑い合うわけにはいかないんだよね。そう言った炎魔将は刃を鞘に収めた。私達の日常を、取り返そう。

さっさと終らせましょう。水魔将は闇魔女王の横に。だったら、あなた達に一つお願いをしてもいいかしら。そして告げられたのは、幻奏者の奏でる幻想。誰でも、一人は寂しいのよ。ぎゅっと握り締めるストール。妹を愛する水魔将は全てを理解した。

どっちが風に相応しいか、決着をつける時が来たか。風魔将は胸を躍らせていた。だが、そんな彼を撫でる風。何故そんな悲しむんだ。読み取ったのは不吉な予感。主役ってのは、絶対に死なない。だがそれは、彼が主役だったらの話でしかなかった。

もしも戦場で、彼が敵として目の前に現れたら、僕は彼を殺すことが出来るのだろうか。終らない自問自答。何をそんな浮かない顔してるんだい。隣にはもう一人の幼馴染。もしも僕がためらったその時は、迷わず打ち抜いて下さい。彼じゃなく、僕を。

さっさと終らせましょう。闇魔将は闇魔女王の横に。だったら、あなた達に一つお願いをしてもいいかしら。そして告げられたのは、幻奏者の奏でる幻想。誰でも、一人は寂しいのよ。ぎゅっと握り締めるストール。姉を愛する闇魔将は全てを理解した。

アイツは今、どこで何をしているんだろうな。ふと思い出すのは、何度転んでも立ち上がるかつての愛弟子の姿。いつか一緒に祝い酒を浴びれると思ってたのによ。だがそんな無魔将は嬉しそうだった。もし出会っちまっても、俺は手を抜く気はないぜ。

かつての聖戦と形を変えて

かつての聖戦Ⅰ~Ⅵ

かつて神と竜は争っていた。似たように天界と魔界も争っていた。だが、全ては聖なる扉が閉じられると共に、終焉を迎えた。そして今、再び聖なる扉は開かれた。やはり、歴史は繰り返されるのね。観測者は、繰り返される歴史を観測していた。

彼は、ただ綴られた存在だった。戦う為だけに、産まれた。そんな彼が、神になろうとした。湖妖精は、光妖精王に真実を伝える。でも、彼は私達を裏切った。そんな彼を止めるには、彼しかいないの。美宮殿の王の間、そこには堕魔王が君臨していた。

彼は、魔界の為に竜へ近づいたわけじゃない。現闇魔女王へ告げる魔界の歴史。だから私達は彼を追放した。でなければ、私達の世界は壊されていた。だからこそ、私達に今必要なのは、彼じゃなく、彼なのよ。そう、彼女の後ろには、堕精王がいた。

元凶はあなたなのね。闇魔女王はその事実を知りながらも、堕精王を受け入れた。俺のこと、いつでも殺していいよ。ええ、この戦いが終わったら、そのつもりよ。互いに利用し合う二人。女王は友の復讐の為、王は自分を裏切った世界への復讐の為。

彼らは、今度こそ世界の為に戦ってくれるかな。悪戯神が口にする世界とは、どのような意味が込められているのだろうか。天界魔界のことなのか、統合世界のことなのか。それともまた別の世界のことなのか。世界って言葉は、本当に都合がイイネ。

堕魔王ヴラド

かつて、強大な力を誇る二人の王が存在していた。天界を統治する精王と、魔界を統治する魔王。二人は共に禁忌を犯し、世界から弾かれていた。そして時は過ぎ、二人の王は再び対峙する。だが、あの時と形を変えて。天界を率いるのは、堕魔王ヴラド。そして、魔界の王の席についていたのは、目覚めた堕精王だった。

幾元嬢コスモ

ご機嫌いかがかしら。再会を果たした幾元嬢コスモ。よく、ここまで辿り着けたわね、妖精のあなたが。そう、ここは不夜城。とっておきの、ゲームを始めるのでしょう。彼女にとって、戦争はゲームでしかない。私は賭けたの、あなたが生きる未来に。そして、黒いウサギだけが生き残り、白いウサギが死ぬ未来に。

始まっていた戦争

闇精王の予感

堕ちること、堕とされること、それは似て非なるもの。私はあなたと同じなの。だからこそ、寄り添う二人。私は世界を敵にした。闇魔女王は優しく答える。ずっと一緒よ、世界を壊すまでは。だが、彼女は知らない。すでに戦争が始まっていたことを。

神叛竜ジュリエット

綴られし竜は運命に背いた。だが、それは同時に禁忌を犯すということ。これで君は、死ねなくなったよ。だが、神叛竜ジュリエットは知らなかった。運命に背いた結果、更なる運命に翻弄されることを。向った先は魔界、そこに彼はいなかった。見るな。彼の代わりに見つかったのは、永遠の眠りについた魔物だった。

運命に背いた竜Ⅴ

ごめんなさい。その言葉で悲劇は始まりを迎えた。そして、彼女が出会ったのは新しい終わり。不夜城に届けられた差出人不明の棺、覗き込むのは五色の女王。施された死化粧、無数の蓮の花に包まれ、永遠の眠りについていたのは、白の女王だった。

神叛獣ロメオ

綴られし獣は運命に背いた。だが、それは同時に禁忌を犯すということ。これで君は、死ねなくなったよ。だが、神叛獣ロメオは知らなかった。運命に背いた結果、更なる運命に翻弄されることを。向った先は天界、そこに彼女はいなかった。見られちゃったね。彼女の代わりに見つかったのは、血に濡れた妖精だった。

運命に背いた獣Ⅴ

ありがとう。その言葉で悲劇は終わりを迎えた。そして、彼が出会ったのは新しい始まり。血に濡れた妖精は語る。これが私に出来ること。あの子は彼を想う。彼は彼女を求める。だから彼女はここにいない。それなら、私が代わりを果たすまでだから。

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